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ブラウンズWRマーキス・グッドウィンがNFIリストに、血栓のためトレーニングキャンプ開始は見送り

2023年07月22日(土) 17:20


シアトル・シーホークスのマーキス・グッドウィン【AP Photo/Marcio Jose Sanchez】


脚と肺に血栓ができたため、クリーブランド・ブラウンズのワイドレシーバー(WR)マーキス・グッドウィンはトレーニングキャンプのスタートを見送ることになった。現地21日(金)、チームが発表した。グッドウィンはアクティブ/NFI(非フットボール故障者)リストに置かれている。

グッドウィンは春に行われたOTA(チーム合同練習)のワークアウト中に息切れや脚の違和感を覚え始め、その後の検査で血栓が見つかったと言っている。

「最初はすごく不安だったよ。俺はキャリアを通じていろいろなケガを経験してきたけど、こんなふうにケアしなければ弊害を引き起こすようなものは一度もなかったんだ」と彼はチーム公式サイトを通じて説明した。「初めは恐怖を感じた。でも今は気分が楽になった。ただ祈りをささげて神の手に委ねたんだ。自分のコントロール外のことだし、俺がコントロールできるのは努力することと姿勢、それから日々前進するためのアプローチだけ」

オフシーズン中にブラウンズと契約したグッドウィンは、この秋にクリーブランドで初めてのシーズンをプレーする予定だった。しかし、それは彼が健康を回復するまで延期されることになるかもしれない。

リーグ10年目を迎えようとしているベテランワイドレシーバーは2013年にドラフトで指名されて以来ブラウンズ以外で4チームに在籍し、通算102試合で3,023レシーブヤードと18回のタッチダウンを挙げている。

バッファロー・ビルズから3巡目指名を受けたグッドウィンはそこで4年間プレーした後にサンフランシスコ49ersで3年間過ごし、続いてシカゴ・ベアーズとシアトル・シーホークスで1シーズンずつプレーした。2022年シーズンは出場13試合(先発2試合)で387ヤードを獲得し、キャリア最多タイとなる4回のタッチダウンを記録している。

キャンプに集結する新チームメイトたちと一緒に練習できないのは残念だとしながらも、ベテランWRのグッドウィンは他のエリアでチームをサポートするつもりだと言い、フィールドに戻るのを楽しみにしているという。

「完全に俺のコントロール、医者のコントロール、そしてトレーナーのコントロールを外れた出来事の1つだ」と彼は話した。「すごく不運な出来事だけど、適切に対応する必要がある。ブラウンズは全力でサポートしてくれていて、フィールドやミーティングでチームと一緒にいることを認めてくれている」

「そのことに感謝しているし、早くコントロール可能な状況に戻って自分本来の体を取り戻し、このチームの活躍に役立てるように必要な感覚を取り戻したい」

【M】