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“もっと速く、クリアな頭でプレーしたい”とジャガーズLBウォーカー

2023年07月24日(月) 12:04


ジャクソンビル・ジャガーズのトラヴォン・ウォーカーとテネシー・タイタンズのデリック・ヘンリー【AP Photo/Phelan M. Ebenhack】


ジャクソンビル・ジャガーズのラインバッカー(LB)トラヴォン・ウォーカーは2023年に大きな飛躍を遂げることを目指す。

ジャガーズとの2度目のトレーニングキャンプに向けて、ウォーカーは今シーズンの目標とジャガーズでのルーキーシーズンから学んだことについて語った。

ウォーカーはチームのウェブサイトの記者であるジョン・ウーザーに「もっと速くプレーすることに集中したいし、あまり考えすぎずにクリアな頭でプレーしたい」と述べ、次のように続けている。

「このスキームはもう経験しているから、そんなに考える必要はないはずだ。今は本当にフットボールのゲームに集中して、ベテラン選手がどのように特定の動きをするのか理解すること、フォーメーションから読み取れる傾向などについて深く掘り下げるべき時だと思っている」

「ルーキーシーズンでは、新しいスキームや新しいコーチ、周りの人々の雰囲気をつかむために、いろいろと頭がいっぱいになってしまう。だから今は、基本的なフットボールのゲームに戻るだけだって感じだね」

ウォーカーや他のジャガーズのメンバーが2023年にも成功を繰り返すことを信じる理由はたくさんある。ヘッドコーチ(HC)ダグ・ペダーソンが初めて指揮を取った2022年シーズンに9勝8敗の戦績を記録し、ディビジョナルラウンドに進出したという結果を残した後、現在のウォーカーはLBジョシュ・アレン、デビン・ロイド、フォイ・オルオクン、コーナーバック(CB)タイソン・キャンベルといった才能豊かな若い守備陣に囲まれている。

2022年のNFLドラフトで全体1位に選ばれたウォーカーは、昨シーズン15試合でサック3.5回、QBヒット10回、タックルフォーロス5回、インターセプト1回、ファンブルフォース1回を記録。22歳でジョージア大学出身のLBウォーカーは、ルーキーシーズンを通じて着実に成長を遂げてきた。クオーターバック(QB)を何度かダウンさせただけだが、ウォーカーは2年目のシーズンに向けて高い期待を持っている。

「必ずしも名誉や賞を求めているわけではないが、俺が目指す主な名誉はプロフットボールの殿堂入りを示すゴールドジャケットだ」とウォーカーはコメントした。「もし俺がゴールドジャケットを手に入れることができれば、スーパーボウルもその他全ても手に入ると思っているよ」

ベテラン選手たちのトレーニングキャンプが7月25日に始まるとき、ウォーカーはゴールドジャケットを手に入れてロンバルディトロフィーを掲げるという目標に向けて、さらに一歩を踏み出すだろう。

【KO】