コーナーバック（CB）イーライ・アップルとワイドレシーバー（WR）タイリーク・ヒルの間には不満があった。かつてヒルはアップルに対し“お前には借りがある”と宣言している。

どうやら、その借りを返す必要はなさそうだ。

2人がマイアミ・ドルフィンズでチームメイト同士になった今、アップルは現地30日（日）にヒルとはすべてが順調だと話した。

チームによれば「彼のロッカーは文字通り俺の向かいにあるんだ」と言うベテランコーナーは、次のように続けたという。

「今日もロッカールームで会ったし、トレーニングや朝食のテーブルで少し話した。まったく問題ない。すべてが愛だ。同じチームだからな。すべてが愛さ」

ドルフィンズはジャレン・ラムジーが半月板の治療のためにシーズンのかなりの部分を欠場することを知った後、アップルと1年契約を結んだ。

日曜日、ヘッドコーチ（HC）のマイク・マクダニエルは『NFL Network（NFLネットワーク）』のキャメロン・ウルフに、これまでの経緯が問題にならないようにヒルとこの契約の可能性について話し合っていたと明かしている。ヒルはアップルの加入を歓迎し「あれはただのソーシャルメディア上のトラッシュトークだ」と話したという。

アップルもヒルとの最初のやりとりはポジティブだったと指摘。

「少し話しただけさ。ディフェンスの皆のことを話してくれて、俺をまだ会ったことのないコーチに紹介してくれた。最高だったよ。素晴らしい紹介さ」とアップルは振り返った。

マクダニエルHCはいずれトラッシュトークが出てくるのを承知しつつ、アップルとヒルのマッチアップを楽しみにしていると述べている。

「もう一方が勝つことを許せば、トラッシュトークが出てくることを両サイドが知っている」とマクダニエルHCはウルフに語った。

7シーズンで4つのチームでプレーしたアップルは、プレーオフを含めて88試合に先発しており、ヒルのような才能と対峙することは、ディフェンス全体の日々の向上につながるとコメントしている。

「素晴らしいよ。彼は間違いなく、世界全体で最も運動能力の高いアスリートの1人だ。彼に対峙して過ごす毎日が、全員をより良くしている」とアップルは話した。

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