ACL断裂から回復中のRBウィリアムズはプレシーズンでプレーするとブロンコスHCペイトン
2023年08月04日(金) 09:44昨シーズンにACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂したデンバー・ブロンコスのランニングバック(RB)ジャボンテ・ウィリアムズが、回復への道を歩み続けている。
ヘッドコーチ(HC)ショーン・ペイトンは現地3日(木)に、ウィリアムズの回復具合から、チームはウィリアムズがプレシーズンの試合に出場すると確信するところまで至ったと話した。ペイトンHCはさらに、試運転はプレシーズン第2週(現地8月19日/日本時間20日実施の49ers戦)まで待つ可能性があるとつけ加えている。
「彼はこれからレップスを経験していく。第2週まで待つかもしれない。プレーの概要についてはまだ話していないが、彼の進展具合には満足している」とペイトンHCは報道陣に述べた。
昨シーズン第4週にラスベガス・レイダースとの試合で膝を負傷してシーズン終了となったウィリアムズは、先週に接触の許可を得ており、復帰に向けた良い兆候が見えていた。
23歳のウィリアムズは先週、医師は当初の回復までのタイムラインを12カ月としていたものの、リハビリを通じてそれを上回るペースだったと話している。
「GPSで本格的に自分のスピードを測りだして、どれくらい速いのか見たときに“もしかしたらちょっと早く戻れるかも”って感じだった」とチーム公式サイトに話したウィリアムズは、こう続けている。
「ウエイトルームに戻って数字を出したときにも、自己最高の数字が出ていたりって具合で、“俺が思っていたものや、他の皆が言っていたものよりも強いな”って思った」
ウィリアムズは今週、『NFL Network(NFLネットワーク)』のジェームス・パーマーに、シーズン開幕での先発に向けた準備について、楽天的に考えていると話していた。
「パッドをすべてつけてその重みや暑さとか、そういったことが、多分俺が取り組んでいる最大のハードルだ」とウィリアムズは火曜日にコメントしている。
「でも、すべての感触はいいし、準備は整っていると感じている」
シーズン終了のケガから復帰する選手には、チームは慎重なアプローチを取る傾向がある。ブロンコスがウィリアムズに少しでもプレシーズンでプレーさせる自信があるということは、2023年シーズン開幕戦に向けてすばらしい兆候だ。次のステップはこの爆発的なランナーがシーズン序盤で完全復帰できるかを確認することだ。
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