DEキャメロン・ジョーダンとセインツが2年38億円の延長契約に合意
2023年08月04日(金) 23:23ニューオーリンズ・セインツがスターエッジラッシャーのキャメロン・ジョーダンに契約最終年を迎えさせないようにしている。
セインツとジョーダンが2年2,750万ドル(約38億9,715万円)の延長契約に合意した。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートがこの契約について知る人物の話を元に、現地4日(金)に伝えている。
ジョーダンは2019年に結ばれた3年5,250万ドル(約74億3,996万円)の延長契約の最終年を迎えることになっていた。今回の動きにより、34歳のジョーダンは2025年シーズン末まで契約下に置かれることになる。
ジョーダンがそのキャリアにおいてセインツ以外のチームでプレーすると考えていた人は皆無であるため、延長は何の驚きでもなかった。新たな契約により、想定されていたジョーダンの未来が公式なものとなっている。
年齢は重ねながらも、ジョーダンは強力な戦力であり続け、ここ6年連続でプロボウルに選出されている。
これまで12シーズンで、ジョーダンはオールプロのファーストチームに1回、オールプロのセカンドチームに2回、プロボウルに8回選ばれた。キャリア通算サック115.5回は史上32位であり、セインツのフランチャイズ内ではリッキー・ジャクソンに次ぐ歴代2位にあたる。
セインツは今オフシーズンにディフェンシブラインで多くの戦力を失っており、相手クオーターバックを妨げる仕事においてはジョーダンに頼るところが大きい。セインツのラインは若手で構成されており、ブライアン・ブレジー(2023年ドラフト1巡目指名)、アイザイア・フォスキー(同2巡目指名)がジョーダンと共に重要な役割を担うと見られる。セインツがどこかの時点で前線にベテランを追加しても、驚きではないだろう。
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