カウボーイズとSマリク・フッカーが3年約34億円で契約延長
2023年08月05日(土) 07:40マリク・フッカーは2022年シーズンの活躍が認められ、新たな契約を結んだ。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地4日(金)に報じたところによると、セーフティ(S)フッカーがダラス・カウボーイズと3年の契約延長を締結したという。今回の契約は2,400万ドル(約33億8,743万円)の価値を有し、保証額1,650万ドル(約23億5,781万円)、サインボーナスとして800万ドル(約11億2,914万円)が含まれているとのこと。
フッカーのキャリアは山あり谷ありだった。2017年にオハイオ州立大学から1巡目指名を受けてインディアナポリス・コルツ入りし、最初の7試合でインターセプト3回、パスディフェンス4回を記録して即座に頭角を現すも、ケガによって初年度は短期間で終わってしまった。
その後のフッカーは同様のパフォーマンスを取り戻すのに苦労し、2018年と2019年の2シーズンは2回のインターセプトを記録したが、インディアナポリスでスターになるための次なるステップを踏むことなく、2020年シーズンはアキレス腱の負傷でわずか2試合にとどまっている。
2021年にカウボーイズにチャンスを与えられて1年契約を結んだフッカーは、15試合(うち先発3試合)に出場し、ケガを回避できることも示した。2022年はさらに調子を上げて16試合に出場(うち先発6試合)、キャリアハイとなる62回のタックルを記録している。また、インターセプトも自己最多タイの3回をマークした。
27歳のフッカーはキャリアの全盛期を迎えており、カウボーイズは2023年以降もフッカーを続投させるには今しかないと判断した。このタイミングでフッカーと契約することで、カウボーイズは将来の大型契約を計画できる上、ダン・クインのディフェンスに適したセーフティを固定できる。
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