ペイトリオッツOLBジュードンが契約を調整、2023年の保証額を20億円に引き上げ
2023年08月05日(土) 19:05現行契約を調整することにアウトサイドラインバッカー(OLB)マット・ジュードンがニューイングランド・ペイトリオッツと合意し、2023年シーズンのフル保証額を200万ドル(約2億8,351万円)から1,400万ドル(約19億8,457万円)に引き上げることになった。そのため実質的に彼のホールドインは終了したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが現地4日(金)、伝えた。
ジュードンの新契約はベースサラリーが1,500万ドル(約21億2,633万円)で他に300万ドル(約4億2,527万円)のインセンティブが付いている。契約年数の延長はなく、2024年シーズン後に終了する。
ジュードンはホールドインのためトレーニングキャンプ最初の週でチームドリルには参加せず、個人ワークにのみ取り組んでいた。
この金額調整によって、ペイトリオッツは過去2シーズンにわたり彼らの守備前戦で重要な役割を果たしてきた選手のサラリーを実際の価値に見合ったものにし、彼に報いたことになる。
2021年にボルティモア・レイブンズからやってきたジュードンはその後現在の4年契約にサイン。以来彼は2年間で31試合に先発し、どちらの年もプロボウルに選ばれている。
2022年に彼はキャリアハイのサック15.5回をマークし、リーグ4位にランクインした。加えてクオーターバック(QB)ヒット28回、タックルフォーロス14回、パスディフェフェンス3回とファンブルフォース2回を記録しており、守備部門の年間最優秀選手投票でトップ10入りしたのも何ら不思議ではない。
報酬アップを手に入れ、ジュードンは2023年シーズン開幕の準備をするチームのいるフィールドに戻る。第1週の対戦相手はフィラデルフィア・イーグルスだ。
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