現地6日（日）、アウトサイドラインバッカー（OLB）ジャスティン・ヒューストンがカロライナ・パンサーズと1年契約で合意したと『NFL Network（NFLネットワーク）』のマイク・ガラフォロが報じた。その後、チームがこの契約を正式に発表している。

リーグでの13年目を迎えようとしており、プロボウルに4回選出された経歴を持つヒューストンは、昨季にサック数で25位となり、改善が必要とされていたパンサーズのパスラッシュ陣にベテランの存在感をもたらすだろう。厚みを欠いていたエッジラッシャーグループにおいて、ヒューストンはディフェンシブエンド（DE）ブライアン・バーンズと相手クオーターバック（QB）を狩るコンビとして活躍するはずだ。

この2年間をボルティモア・レイブンズで過ごしていたヒューストンは、その間に29試合に出場。2022年シーズンにはパスラッシュのスペシャリストとして17回のQBヒットとともに9.5回のサックを記録した。

ヒューストンは2014年にカンザスシティ・チーフスで記録した22回を含め、12年のキャリアで通算111.5回のサックをマークしている。しかし、そのシーズンから9年経った今でも、過去6シーズン中5シーズンで8回以上のサックを記録していることからも分かるように、ヒューストンは圧倒的なパスラッシャーであり続けている。

また、ヒューストンはパンサーズの新ヘッドコーチ（HC）フランク・ライクの指揮下で、2019年から2020年にインディアナポリス・コルツでプレーしていたことから、今回の契約はヒューストンにとって馴染みのある顔との再会にもつながっている。

【RA】