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新契約獲得に見合う活躍をしてきたと自負するドルフィンズDTウィルキンス

2023年08月07日(月) 11:12


マイアミ・ドルフィンズのクリスチャン・ウィルキンス【NFL】

今オフシーズン、ディフェンシブタックル(DT)ポジションのスター選手は大型契約を手に入れており、ニューヨーク・ジェッツのクイネン・ウィリアムス、テネシー・タイタンズのジェフェリー・シモンズ、ワシントン・コマンダースのダロン・ペインは、トレーニングキャンプ開始までの数カ月間で、そのポジションにおける契約金額で4位以内にランクインした。

次に大型契約を手にするのはマイアミ・ドルフィンズのDTクリスチャン・ウィルキンスだと見られている。たとえチームとしてドルフィンズの仕事に集中し続けるつもりであったとしても、ウィルキンス本人もそうなるはずだと信じているようだ。

チーム公式サイトによると、ウィルキンスは現地5日(土)に自身の契約状況について「そういうことで一番大事なのは、できるだけボールに集中して、それ以外のことは組織や代理人に任せ、自分はただ仲間たちやこのチームと一緒に、コントロールできることをコントロールすることだ」と語ったという。

「間違いなく十分にやってきたと感じているし、新しい契約を勝ち取るために多くの活躍をしてきたと思っている。でもやっぱり、俺はただボールに集中し、日々向上してこの組織に自分のすべてを捧げるだけ。彼らがすべてに報いてくれることを願っている」

今年12月で28歳になるウィルキンスはこの4シーズン、ドルフィンズのディフェンシブラインの中央で活躍し、通算で11.5回のサックをマーク。2022年シーズンにはチーム最多16回のタックルフォーロスを記録した。また、今夏には初めてトップ100プレーヤーに選ばれており、ドルフィンズが昨季にランディフェンスで4位につけるのに貢献したことから81位にランクインしている。

今のところ、ウィルキンスは新人契約における5年目オプションの1,080万ドル(約15億3,174万円)でプレーする予定だ。

それは、すでに挙げた3人の同年代の選手が受け取る年平均額(2,330万ドル/約33億0,459万円)とは大きくかけ離れている。

土曜日、ウィルキンスは契約に関する話はチームと代理人に任せていると言い、後に続いた質問をいくつか受け流したものの、DTの年俸が上昇し続けていることに貢献した、自分と同じインテリアラインマンについては喜んでコメントした。

「ゲームの進化と、ポジションとしての進歩を考えると、それをとても気に入っている」とウィルキンスは話している。「繰り返しになるけど、俺はゲームをリスペクトすることに重きを置いているから、ウォーレン・サップやビンス・ウィルフォークのように、自分が見て育って学んできた人たちの聖火を引き継ぐのが俺の仕事なんだ。自分には責任があるから、自分たちが1つのポジションとしてこのゲームのためにやってこられたことを気に入っているし、これからもそうしていきたいと思っている」

近い将来、ウィルキンスは高給取りのディフェンシブラインマン(DL)の仲間入りをしたいと願っている。それまでの間、ウィルキンスは確実に有利な報酬を手に入れられるような方法でその道をリードし続けるだろう。

「このゲームに関して、自分にたくさんのプレッシャーをかけている。俺はそのやり方を気に入っているんだ。俺じゃなかったら誰がそうなるんだって思っているからな」と強調したウィルキンスは「チームメイトもそれを期待しているし、この組織もそれを期待している。だから、俺は毎日エネルギーをもたらして、雰囲気を決めて、ここにいる選手たちのために活気をもたらし、光を放つような存在になろうとしている」と続けた。

【RA】