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ライオンズがQBゴフのバックアップとしてQBブリッジウォーターと契約

2023年08月08日(火) 11:20

マイアミ・ドルフィンズのテディ・ブリッジウォーター【AP Photo/Steven Senne】

クオーターバック(QB)テディ・ブリッジウォーターのジャーニーマンとしてのキャリアに、次の行き先が加わった。

ライオンズがQBジャレッド・ゴフのバックアップとすべく、30歳のブリッジウォーターと契約すると、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロが現地7日(月)に情報筋の話を元に伝えた。

ライオンズはブリッジウォーターとの契約に関心を持ち、3月から様子をチェックした上で、7月24日にブリッジウォーターを招いていたとラポポートはつけ加えている。

2014年ドラフト1巡目指名選手であるブリッジウォーターはキャリア通算1万5,120ヤード、タッチダウン75回、インターセプト47回を8シーズンで記録してきた。

そのブリッジウォーターが今、ゴフのバックアップを務めつつ、3巡目で指名された新人ヘンドン・フッカーのもう1人のメンターとなる。

おそらく、ブリッジウォーターはフッカーにとってゴフ以上に頼れる存在だろう。フッカーは現在、大学での最終年が途中で終わってしまった原因であるACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂からの回復中だ。ブリッジウォーターはミネソタ・バイキングス時代にキャリアで唯一プロボウルに選出された翌年に、膝の脱臼とACL断裂を抱えた経験がある。それらの負傷が、ミネソタでのキャリアに大きな影響を与えていた。

2016年シーズンのすべてを逃したブリッジウォーターは、2017年にバイキングスから1試合に出場するにとどまり、パスアテンプトは2回だった。そこからの5シーズンはニューオーリンズ・セインツ(2年)、カロライナ・パンサーズ、デンバー・ブロンコス、マイアミ・ドルフィンズで過ごし、昨シーズンはマイアミで2試合に先発している。

また、ブリッジウォーターは2023年に先発のゴフが欠場するようなことがあった場合に、ライオンズの堅実な代役となることができる。ライオンズはここ数年で1番の期待と共にシーズンを始めようとしており、初戦がスーパーボウル王者のカンザスシティ・チーフスであることからもそれは明らかだ。

過去3シーズンでブリッジウォーターは先発31回、タッチダウン37回、インターセプト22回、パス成功率67.6%をマークしている。

ライオンズのクオーターバックルームは、ブリッジウォーターの加入によって大幅に戦力を高めている。出番が来ることがあれば、ブリッジウォーターがライオンズの希望をつないでくれるだろう。

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