ジョン・ジョンソンがホームに戻ろうとしている。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが現地7日（月）に報じたところによると、ベテランセーフティ（S）のジョンソンがロサンゼルス・ラムズに戻るために1年契約を結ぶとのこと。

ジェイク・エレンボーゲンが最初にこのニュースを報じており、ラムズは月曜午後にこの取引を正式に発表した。

過去にラムズで4シーズンにわたってプレーしていたジョンソンは、この2年間をクリーブランド・ブラウンズで過ごしていた。ジョンソンはブラウンズと1シーズンあたり1,100万ドル（約15億7,657万円）の3年契約を締結。しかし2023年に、コスト削減のために契約が満了する前に放出された。

ジョンソンにどれほどの実行力があるのかはまだ分からない。ジョンソンはブラウンズと結んだ3,375万ドル（約48億3,720万円）の契約に伴う期待に一度も応えなかったが、ジョー・ウッズが指揮を執っていたディフェンスで苦労したディフェンシブバック（DB）は彼だけではなかった。コミュニケーションなのか、準備不足なのか、それとも別の要因なのか、ブラウンズは2シーズンにわたって十分なカバレッジができず、2023年にはスタッフの交代が必要になった。そうした中で、ジョンソン――ブラウンズで32試合に出場してタックル162回、インターセプト4回、パスディフェンス9回、フォースドファンブル3回を記録した――は最悪の原因だったわけではなかった。

27歳のジョンソンには復活を遂げるのに十分な若さがあると言えよう。この2年で頻繁にプレーすることができていたジョンソンは、かつて成功を収めた場所に戻ろうとしている。

ジョンソンは流動的なラムズに経験豊富なベテラン選手として加わる予定だ。それは彼にとってまさに必要な機会なのかもしれない。

【RA】