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プレシーズンでQBラブにもっとプレーさせたいとパッカーズHCラフルアー

2023年08月13日(日) 17:35


グリーンベイ・パッカーズのジョーダン・ラブ【NFL】

グリーンベイ・パッカーズにジョーダン・ラブの時代がやってきた。

現地11日(金)の夜のシンシナティ・ベンガルズ戦でパッカーズの先発クオーターバック(QB)としてプレシーズンデビューしたラブは、質の高いパフォーマンスを見せて、アウェーでの36対19の勝利に貢献した。

ラブは2回のドライブで10回中7回のパスを成功させ、46ヤードとタッチダウン1回の記録を残した。パッカーズのヘッドコーチ(HC)マット・ラフルアーは彼を称賛している。

「堅実だったと思う」とチーム公式サイトでヘッドコーチはラリー・マッカレンに語っている。「あの第3ダウンで、彼としては中央の(タイトエンド/TE)マスグレイヴへのショットを決めたかっただろうが、全体的にはプレーを成功させていて、無理はしていなかった。判断も素晴らしかったと思うし、本当にいいプレーをしていた」

ラブは最初のドライブでランニングバック(RB)アーロン・ジョーンズに短いパスを2回通して6ヤードを獲得し、マスグレイヴにも8ヤードのパスを通した。しかし、第3ダウン残り7ヤードで、成功すればファーストダウンという場面でマスグレイヴにオーバースローしてしまい、このドライブをパントで終えた。

「あの1投だけはやり直せたらと思う。ルークへの中央のやつだ」と試合後ラブは記者団に言っている。「外してしまった。イージーなルーティンスローなのに。なぜかうまくいかなかった。でもそれ以外の俺たちはいいプレーができたと思う。パスゲームは全部良かった」

2回目のドライブでのラブはさらに落ち着いて指揮を執れているように見えた。7連続のプレーで最後をワイドレシーバー(WR)ロミオ・ドゥブスへの9ヤードタッチダウンパスで締めくくっている。ドゥブスへのパスは彼がプレーを生み出せる絶妙な位置に届き、2年目のワイドアウトはそれを実行してみせた。

最初の1試合を消化したラフルアーHCは、19日(土)のニューイングランド・ペイトリオッツ戦か26日(土)のシアトル・シーホークス戦でラブにもっとプレーしてもらうことを考えていると述べた。

「彼にはもう少しプレーしてもらうことになるだろう」と試合後の記者会見でラフルアーは語っている。「来週か、それともシアトル戦になるかは分からないが、その週の調子、練習の様子を見て決める。ニューイングランドと大事な練習が2回あるので、それは彼にとってすごく役に立つはずだし、われわれはその場の状況に合わせるまでだ」

来週予定されているペイトリオッツとの合同練習は、ラブを再びプレシーズンで出すのか、出すならいつにするのかをラフルアーが決める手掛かりとなるだろう。

「詳しくは分からない。判断を待つよ」と今後の出場についてラブは話した。「レップスができるのは貴重だと思う。どこまで貴重だったかは分からないけど、今夜は楽しめたよ。2回のドライブをプレーして、またゲームの感覚を取り戻せてすごく良かった」

【M】