元バイキングスRBダルヴィン・クックとジェッツがついに契約、1年12億円超
2023年08月15日(火) 12:07またひとつ、長かった待ち時間が終わり、新たなスターがゴッサムの銀河に加わった。
現地14日(月)、ランニングバック(RB)ダルヴィン・クックとニューヨーク・ジェッツが最大860万ドル(約12億5,150万円)の1年契約で合意に達したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが報じた。
4度のプロボウル選出経歴を持つクックは6月にミネソタ・バイキングスからリリースされ、『Good Morning Football(グッドモーニング・フットボール)』に出演した7月28日にジェッツとの面談を開始。番組出演時にはジェッツと契約する可能性が「かなり高い」とコメントしていた。
クオーターバック(QB)アーロン・ロジャースのトレードが待望されていたように、ジェッツが新たな主力選手の獲得を実現させるまでには少々時間がかかったものの、ついにクックがビッグアップルに降り立つ。
ジェッツはロジャースとともにかつてグリーンベイ・パッカーズでプレーしたことのある選手を複数、追加しており、クックはその一員ではないが、過去6シーズンにわたってNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)北地区でしのぎを削ってきた間柄とあって、馴染みは深い。
2カ月以上、フリーエージェント(FA)だったとはいえ、28歳のクックはまだ試合でトップレベルのパフォーマンスを発揮する選手の1人であり、ジェッツにもたらすものは大きいはずだ。4年連続で1,000ヤードを記録した成績を引っ提げてニューヨークへと向かう。ジェッツでは2015年にクリス・アイボリーが記録して以降、1,000ランヤードをマークしたラッシャーはいない。
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