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コルツRBテイラーが個人的な問題を理由に再びトレーニングキャンプを欠席

2023年08月17日(木) 09:33


インディアナポリス・コルツのジョナサン・テイラー【NFL】

ランニングバック(RB)ジョナサン・テイラーが再びインディアナポリス・コルツのトレーニングキャンプから遠ざかっている。

足首のリハビリのために許可を得て欠席していたところから現地14日(月)にチーム施設に戻ったテイラーは、水曜日に個人的な問題が原因で再びそこを離れた。今回の欠席もコルツから許可が出ている。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが入手した声明の中でチームは「ジョナサン・テイラーはリハビリを続けるためにインディアナポリスに戻ったが、個人的な問題が発生した。現在、彼はチームを離れており、欠席は許可されたものだ」としている。

コルツはキャンプ開始以来2度目となるテイラーの欠席について、具体的な説明を行なっていない。

オールプロに選出された経歴を持つテイラーは当初、7月25日に他のベテラン選手と共にキャンプに集合しており、その時点では、1月に受けた足首の手術からの回復段階にあったことからPUP(故障者)リストに登録された。

テイラーは現在もPUPリストに置かれているが、それ以外にも、彼の状況は多くの注目を集めてきたと言えよう。

コルツのトレーニングキャンプが始まって数日後、オーナーのジム・アーセイは基本給430万ドル(約6億2,915万円)で新人契約の最終年を迎えるテイラーとの契約交渉には応じていないことを明らかにした。

その2日後、チームのバスでアーセイと会議した後にコルツで最も生産性の高い武器であるテイラーがトレードを要請したと報じられている。

24歳のテイラーはコルツでの3シーズンを通して3,841ランヤード、タッチダウンラン33回、802レシーブヤード、タッチダウンレシーブ3回を記録。リーグ中のランニングバックたちがより良い保障と報酬を手に入れるのに苦戦している中で、テイラーはそれがかなう新契約を望んでいる。

テイラーのトレード要請が公になった後、アーセイは『Sports Illustrated(スポーツ・イラストレイテッド)』のアルバート・ブリアーに、コルツは要求に応じるつもりはないと明言。「ジョナサンをトレードするつもりはない・・・これ以上議論することはない。今でも、そして10月でもない!」とアーセイは述べている。

その約1週間後にテイラーは許可を得て休みを取得。その後、テイラーは復帰を果たし、ジェネラルマネジャー(GM)クリス・バラードは単純にテイラーを100%の状態に戻すことを計画していると話していた。

それがチームとテイラーにとっての最終目標であることに変わりはないが、ゴールまでの道のりにまた新たな曲がり角が見えてきたようだ。

【RA】