ドルフィンズDTウィルキンス、新契約の交渉を待つ中ホールドイン
2023年08月17日(木) 11:38マイアミ・ドルフィンズのディフェンシブタックル(DT)クリスチャン・ウィルキンスは新しい契約を待つ間、ホールドインを宣言している。
元1巡指名選手で、5年目のオプションで1,075万3,000ドル(約15億7,529万円)を得ることになっているウィルキンスは、ここ数週間ほとんど練習しておらず(個人練習はしているが、チーム練習は欠席)、今の状態について疑問の声が上がっている。ドルフィンズのヘッドコーチ(HC)マイク・マクダニエルが現地16日(水)に記者団に語ったところによると、ウィルキンスの練習欠席は契約関連によるもので、ケガの心配はないとのこと。
「クリスチャンはとてもいい選手で、ロッカールームでも重要な人物であり、自分のプレーは契約に値すると明確に感じている」とマクダニエルHCは述べ、こう続ける。
「マイアミ・ドルフィンズとしても、彼と同意見だ。そのため、私たちは交渉中で、その結果、彼はチームドリルに参加していない。次にいつ参加するかは彼次第だ」
ウィルキンスはマイアミでの4シーズンで毎年成績を上げており、2022年にはタックル98回、サック3.5回、クオーターバック(QB)プレッシャー30回を記録。
ディフェンシブタックルの市場はこのオフシーズンに急騰し、ニューヨーク・ジェッツのクイネン・ウィリアムス、テネシー・タイタンズのジェフェリー・シモンズ、ワシントン・コマンダーズのダロン・ペイン、ニューヨーク・ジャイアンツのデクスター・ローレンスはみな、シーズンあたり2,250万ドル(約32億9,504万円)以上の契約延長を結んだ。
その一方で、ウィルキンスは2023年のシーズンが近づく中、チームドリルから離れているだろう。
マクダニエルは記者団に対し、ウィルキンスのビジネスを行う方法に何の問題もないと語った。
水曜日に「選手はみな、雪の結晶のようなもので、それぞれユニークだと思う。私は今の状況に満足している」とコメントしたマクダニエルHCは「クリスチャンとは常に連絡を取り合っている。これは多くのチームが取り組んでいるビジネスの一部だ」と続けている。
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