レイブンズCBマーロン・ハンフリーが手術のため1カ月欠場へ
2023年08月17日(木) 11:52ボルティモア・レイブンズは今シーズンもセカンダリーの故障とともに開幕を迎えている。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポート、マイク・ガラフォロ、トム・ペリセロが報じたところによると、レイブンズのトップコーナーバック(CB)であるマーロン・ハンフリーが足を負傷し、現地16日(水)に手術を受ける見込みだという。
レイブンズのヘッドコーチ(HC)ジョン・ハーボーは、水曜日の練習後にハンフリーの手術予定を認めた。
ラポポートによると、チームはハンフリーの復帰を1カ月ほどで実現させたいと考えており、2023年シーズンの最初の2、3試合は欠場する可能性が高い。
ハンフリーの負傷は、キャンプ中の負傷を避けられなかったチームにとって、最新の関心事だ。現在、先発予定のロック・ヤシンは2週間前のケガに対処しており、アーサー・マウレットとジェイリン・アーマー・デイビスもフィールド復帰を目指している。
レイブンズは近年、このような状況を熟知している。2021年シーズン、攻守両方に負傷者が相次ぎ、ランニングバック(RB)ルームもセカンダリーも壊滅的な打撃を受けた。チームはシーズン終盤にプレー可能なチームを構成するためにロースターのはるか下方までたどっており、フロントオフィスは2022年のドラフトでディフェンシブバック(DB)に指名権3つを費やすことでこのような事態を防ごうとした。さらに、2023年ドラフトではスタンフォード大学CBのキュウ・ブル・ケリーを指名した。
努力が足りなかったわけではないが、不運は何度もレイブンズを襲ってきた。今回は、レイブンズ最高のディフェンシブバックに関する問題のため、影響は大きく感じる。
レイブンズにとっての朗報は、ハンフリーが2021年シーズンの何人かの選手のようにプレーオフ進出への最中に手術をするのではなく、シーズン前の今、手術を受けるということだ。主力が欠場するにしても、12月よりも8月の方が良いだろう。
【AK】