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ジェッツRB陣は「特別なものになる」と考えるダルヴィン・クック

2023年08月18日(金) 13:41

ダルヴィン・クック【AP Photo/Charlie Neibergall】

ニューヨーク・ジェッツと契約を結んだランニングバック(RB)ダルヴィン・クックが初めてニューヨークの記者たちに話をした日、ゴッサムではもう1人のランニングバックが待望のチーム練習への復帰を果たした。

キャリア2年目のRBブリース・ホールがACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂して以来となる11対11の練習で印象的な動きを見せた上に、その背後にクックがついているという状況にあるジェッツは、NFLで最も才能のあるバックフィールドの1つを誇ることができるかもしれない。

現地17日(木)、新たに加入したRBルームの質について語ったクックは、チームが安定的にRB陣を満足させ、頻繁に使えるかどうかについて心配していないと示唆した。

「どう考えても、ロースターを深く掘り下げて見たときに、すべてのピースが1つにまとまっている」とクックは話している。「俺は彼らに貢献できると思う。M.C.(マイケル・カーター)やブリース、バン(ゾノバン・ナイト)らがいるランニングバックルームに、俺が加わることを考えると、それは特別なものになるような気がするんだ」

ホールに関して心配されているのは、ACL手術からの回復だ。今週、ヘッドコーチ(HC)ロバート・サラーは9月11日(月)に行われるバッファロー・ビルズとのレギュラーシーズン初戦までにホールの準備が整うことを“確信”していると述べており、ジェッツは木曜日の練習でその根拠となる様子を目の当たりにしている――ホールは試合ならタッチダウンにつながるようなロングランを披露したのだ。

「彼はまだ走れる。それは間違いない」とサラーHCはコメント。そして、それを強調するために「彼は得点した。誰も彼に触れなかった」とつけ加えた。

「確認できること:@BreeceH(ブリース・ホール)は今も本当に速い」

オフェンシブラインに関する不安はまだあるものの、ジェッツの攻撃陣がここ数年でどれほど改善されたかは注目に値すると言えよう。現在、クオーターバック(QB)ポジションはアーロン・ロジャースが率いている。また、ジェッツはホールやクックが率いる強力なRB陣や、ギャレット・ウィルソンやアレン・ラザードなど傑出した選手がそろったワイドレシーバー(WR)陣も抱えているのだ。

クックはジェッツと契約した大きな要因はロジャースだと明かしている。クックとロジャースは過去数年間、それぞれミネソタ・バイキングスとグリーンベイ・パッカーズの一員として直接対決してきた。直接対決の成績は互角だったが、クックはできればロジャースと同じチームになりたいと思うほど、その素晴らしさを目の当たりにしてきた。

「この6年間、相手チームにいたけど、もう敵になることはない」と語ったクックはこう続けている。「つまり、俺は彼の仲間になってその勝利に貢献するチャンスを得たんだ」

「ここに来たのは大きな出来事だった」

【RA】