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カウボーイズ内のケンカ騒動に触れたQBプレスコット、「もう誰もちびっこの弟じゃない」

2023年08月20日(日) 23:07


ダラス・カウボーイズのダック・プレスコット【AP Photo/Josie Lepe】

今週のダラス・カウボーイズのチーム内での対立は、ロッカールーム外で騒動を引き起こしたかもしれないが、チーム内部では攻撃陣も守備陣も、この騒動が2023年シーズンに大きな成果を上げる予兆だと語っている。

セーフティ(S)ジェイロン・カースは身内の攻撃陣も含め、今シーズンは守備陣に対する「文句を誰にも言わせない」と主張することで今回の衝突を説明した。これに共感するのがクオーターバック(QB)ダック・プレスコットだ。

プレスコットはチームの公式サイトを通じて「今回の件は俺たちがチーム全体もそうだし、攻守両方のユニットに注ぎ込んできたすべての努力の表れだ。もう誰も、ちびっこの弟じゃない。この間、オフェンス陣に言ったんだ。俺は小さな弟として育ってきたけど、もうそうはならないってね」とコメント。

カウボーイズはスターラインバッカー(LB)のマイカ・パーソンズが拳を上げるなど、あちこちでケンカがぼっ発するというチーム内のドラマをポジティブに紡いだ。長引く敵意はない。単に競争相手が競争しているだけだ。

プレスコットは「俺からしてみればチーム情熱を見ているようなものさ。俺たちがすべてをかけて取り組んできた証拠なんだ。攻撃陣が積み重ねてきたもの、それによって自信を深めてきたもの、守備陣だってそうさ。10回の高い強度の練習で、多くの時間を互いにぶつけ合ってきた。つまりは他の誰かと対戦する準備ができているということだ」と話した。

「情熱を解き放つ準備は万端ってこと」

願わくは、カウボーイズがその情熱を3週間後にキックオフされる大事な試合で実際の対戦相手にぶつけられるよう、少しは温存しておいてほしいものだ。

【AK/C】