ファルコンズ1巡目指名のRBロビンソンがプレシーズンデビューで実力を発揮
2023年08月21日(月) 13:07カットバックからあっという間にラインを突破。鳴物入りでアトランタ・ファルコンズに加入した新人ランニングバック(RB)ビジャン・ロビンソンが劣勢のディフェンダーを見事に欺きながら躍動した。
プレシーズンでの最初のキャリーで、12ヤードを稼いでファーストダウンを更新したロビンソンは、前評判通りのパフォーマンスを見せている。
現地18日(金)夜に13対13で引き分けたシンシナティ・ベンガルズ戦で、傑出した成績を残したわけではないが、期待に応える活躍を見せたロビンソンは、レギュラーシーズンに向けてさらなる話題を提供した。
ファルコンズのヘッドコーチ(HC)アーサー・スミスはロビンソンについて「彼は素早く動いていた。それが彼にとって大したことではないように見えたのは確かだ」と述べている。
ロビンソンの出番は短く、1回のドライブで11回のスナップに参加するにとどまった。ロビンソンはその間に4回のキャリーで20ヤードを記録し、6レシーブヤードを追加している。
とはいえ、2023年NFLドラフト全体8位指名を受けたロビンソンの様子は、順調に成長していることを信じるに値するものだった。
ベンガルズのファーストディフェンダーがテキサス大学出身のロビンソンに対して仕掛けたタックルは徒労に終わっている。常にファーストディフェンダーのミスを誘っていたロビンソンは、ひとつひとつのタッチを最大限に生かしているように見えた。
前述した最初のキャリーでは、ファルコンズの27ヤード地点から第1ダウン残り10ヤードという状況で12ヤードを獲得し、ソーシャルメディアで話題となった。バックフィールドでカットした後にラインを抜ける速さには目を見張るものがあった上に、ロビンソンは見事に相手を欺いた後に追加ヤードを稼ぐために前方に倒れた。それに続くプレーでは、簡単に倒れないタフさを披露して4ヤードを獲得。その後も、スクリーンで片手でのキャッチを決め、再びファーストディフェンダーを振り切った。
多くの注目を浴び、期待を背負っているファルコンズの新人ランニングバックは、プレシーズンデビュー戦で輝きを放った。ロビンソンがホールを抜ける際に見せる爆発力は驚嘆に値する。前評判通り、ロビンソンはスピードとパワーを併せ持つ魅力的な選手であり、それによってファルコンズの2023年シーズンには関心が集まっている。
【RA】