シアトル・シーホークスのワイドレシーバー（WR）ジャクソン・スミス・インジグバのルーキーシーズンは、予定通りには始まらないかもしれない。

現地22日（火）、手首に軽度の骨折を負っているスミス・インジグバが手術を受けることになり、3週間から4週間にわたって離脱する可能性があると、シーホークスのヘッドコーチ（HC）ピート・キャロルが報道陣に明かした。スミス・インジグバは土曜日にダラス・カウボーイズと対戦したプレシーズン第2戦で手首を負傷している。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートは火曜朝に、スミス・インジグバのケガには手術が必要だが、回復時期は未定だと報じていた。キャロルHCが示した見通しを考慮すれば、9月10日（日）にロサンゼルス・ラムズと対決するシーズン初戦での復帰は望み薄であり、1試合以上の欠場もあり得ると言えよう。

スミス・インジグバは今後、18週間にわたるレギュラーシーズンに向けての準備プロセスを終える代わりに、シーズンの大半をハムストリングのケガで棒に振ったオハイオ州立大学での最終シーズンのように、休養と回復のための期間を過ごさなければならない。

明るい側面を挙げると、シーホークスはあまりにも多くの期待をスミス・インジグバにかけているわけではない。D.K.メットカーフやタイラー・ロケットをはじめとし、シーホークスはスミス・インジグバがいなくても仕事を遂行できるだけの武器に満ちた攻撃陣を擁している。

とはいえ、スミス・インジグバの欠場は一時的なものに過ぎないようだ。重要な一戦でスミス・インジグバを初めて見るためにラムズとのシーズン初戦を心待ちにしていた人たちは、少しばかり待つ必要があるかもしれない。

【RA】