ドルフィンズ、DTウィルキンスとの新契約は不成立もDEシーラーの契約を延長
2023年08月28日(月) 09:07レギュラーシーズンが間近に迫り、各チームは選手との契約をまとめようとしている。しかしながら、数カ月に及ぶ交渉の末、マイアミ・ドルフィンズとディフェンシブタックル(DT)クリスチャン・ウィルキンスが新契約で合意に至ることはなかったと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地27日(日)に報じた。
ラポポートが日曜日に情報筋の話をもとに伝えたところによると、ドルフィンズはディフェンシブエンド(DE)ザック・シーラーと2,000万ドル(約29億3,154万円)保証の3年最大3,865万ドル(約56億6,520万円)の契約を結ぶという。
新契約に至る可能性が残されていた中でホールドインしていたウィルキンスは、トレーニングキャンプには姿を現すも、オブザーバーとして参加していた。キャリア5年目を迎えるウィルキンスは1,080万ドル(約15億8,303万円)を受け取る5年目オプションでプレーすることになる。2019年NFLドラフト全体13位指名を受けたウィルキンスは、ドルフィンズで生産性を発揮しており、2022年シーズンには特に活躍した。現在27歳のウィルキンスは昨シーズンにサック3.5回、フォースドファンブル2回、ファンブルリカバリー1回を記録し、タックル(98回)ではキャリアハイを更新している。クオーターバック(QB)にプレッシャーをかける能力も備えており、2022年だけでQBヒット7回をマーク。キャリアを通して合計29回を記録している。
一方のシーラーもウィルキンスと同じ年数でドルフィンズに所属しており、2019年に契約して以来、インパクトを残し続けてきた。2022年シーズンには、タックル70回でキャリアハイを更新。フォースドファンブル2回、QBヒット12回を追加している。
最終的に、契約を勝ち取ったのはシーラーだった。
ドルフィンズはSoFiスタジアムで行われるロサンゼルス・チャージャーズ戦でシーズン初戦を迎える。何があろうと、ドルフィンズには勝ち越しシーズンへの道を切り開くのに貢献してくれる優秀な守備選手がいる。
【RA】