ニュース

ラムズ戦でのTEオクウェンブナムのパフォーマンスを称賛するブロンコスHCペイトン

2023年08月28日(月) 11:08


デンバー・ブロンコスのアルバート・オクウェンブナム【NFL】

デンバー・ブロンコスが現地29日(火)の期限に向けて、53名が登録されるロースターに入る選手の最終確認を行なっている。

土曜日に行われたロサンゼルス・ラムズ戦で活躍したタイトエンド(TE)アルバート・オクウェンブナムは、チームが41対0で勝利するのに貢献した。

オクウェンブナムはレシーブ7回で109ヤード(レシーブ平均15.6ヤード)、タッチダウン1回を記録。人員の整理が進められる中、キャリア4年目のオクウェンブナムはそのパフォーマンスで、自分をアクティブロースターに残すことをヘッドコーチ(HC)ショーン・ペイトンに納得させたかもしれない。

チーム公式サイトによると、ペイトンHCは「彼は素晴らしい一夜を過ごした。なんてことだ、と思った」と述べたという。

オクウェンブナムは第1クオーターでキャッチ4回、46ヤードと順調なスタートを切った。クオーターバック(QB)ジャレット・スティッドハムがオクウェンブナムを見つけて8ヤードのタッチダウンパスを通したことにより、ブロンコスは17対0とリード。ミズーリ大学出身のオクウェンブナムが次にターゲットとなったのは第4クオーターに入ってからだった。最終クオーターにおける第4ダウン残り4ヤードのプレーで、オクウェンブナムは片手でキャッチを決めて20ヤードを獲得し、その日のパフォーマンスを締めくくっている。

最終的に109ヤードを稼いだことについて、オクウェンブナムは「最高だった」と振り返った。「この仕事について1つ言えるのは、チャンスを得るタイミングは選べないけど、チャンスを生かすタイミングは選べるということ。今夜、俺がやって、みんなにも見てもらったのは楽しむこと。それだけさ」

2020年ドラフト4巡目指名を受けたオクウェンブナムは、アダム・トラウトマンやグレッグ・ドゥルシッチ、クリス・マンハーツ、ネイト・アドキンスと共に、競争の激しいタイトエンドルームにいる。プレシーズン最終戦でのパフォーマンスを受けて、ペイトンHCや残りのコーチングスタッフがシーズン第1週のラスベガス・レイダース戦に向けてオクウェンブナムを53名ロースターに残すかどうか。その結果を聞くまでオクウェンブナムはしばらく待つことになるだろう。

「今夜はいい試合ができた」と強調したオクウェンブナムは「いい練習を続けてきたし、いい1週間だった。本当に、自分にできることはすべてやったから、2、3日待ってみてどうなるか見てみる」と続けた。

【RA】