イーグルスがCBアイザイア・ロジャースと契約後、リザーブ/出場停止処分リストに
2023年08月29日(火) 10:53現地28日(月)、フィラデルフィア・イーグルスが2023年にプレーしない選手をチームに加えた。
イーグルスがコーナーバック(CB)アイザイア・ロジャースと契約した後にリザーブ/出場停止処分リストに置いたと発表。
ロジャースは6月下旬に、2022年シーズンにおけるNFLの試合で賭博を行ったとして少なくとも2023年シーズン終了時までの無期限出場停止処分を受けた3人の選手のうちの1人だ。ロジャースは当時、インディアナポリス・コルツに所属していたが、出場停止処分の発表直後にコルツからウェイバーにかけられた。
無期限の出場停止処分であることから、今回の契約はイーグルスが将来のためにロジャースを温存しておくことを意味している。ロジャースが2023年にロースタースポットを占めることはなく、復帰の時期が来てからイーグルスのロースターに戻り、チームの若手コーナーバックとなるだろう。
選手を温存しておくのはNFLではよくあることだ。昨シーズン、ジャクソンビル・ジャガーズは出場停止処分を受けていたワイドレシーバー(WR)カルビン・リドリーをアトランタ・ファルコンズから獲得。リドリーがいずれは復帰し、チームに価値をもたらすことを知っての判断だった。その後、復帰を果たしたリドリーは、2023年シーズンにジャガーズ攻撃陣で重要な役割を担うことが期待されている。
現時点でロジャースに同じような期待がかけられているわけではないが、今回の動きはイーグルスが将来を見据え、たとえ出場停止処分を受けていてもポテンシャルのある選手と契約したいと考えていることを示していると言えよう。
【RA】