バイキングスが元ドルフィンズRBマイルズ・ガスキンと契約
2023年08月31日(木) 11:07ミネソタ・バイキングスがナンバー2ランニングバック(RB)争いを激化させている。
バイキングスがRBマイルズ・ガスキンと契約してアクティブロースターに加えると、現地30日(水)に『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが情報筋の話を元に伝えた。
このニュースを最初に報じたのは『ESPN』だった。
これに対応した動きとして、バイキングスは元1巡目指名選手のワイドレシーバー(WR)ジェイレン・リーゴーをウェイバーにかけると、ペリセロはつけ加えた。
マイアミ・ドルフィンズはロースターを53名に削減する期日だった火曜日にガスキンをリリース。2019年ドラフトの7巡目で指名されたガスキンはドルフィンズで4年を過ごし、先発17回を含む38試合でキャリー361回、1,355ヤード、タッチダウン7回を記録した。
際立ったスキルセットがあるわけではないが、26歳のガスキンはホールを見つけて前進することが可能な、堅実なワンカットランニングバックだ。パスキャッチの能力もあり、ドルフィンズで過ごした4年間にキャッチ101回で701ヤードをマーク。レシービング能力と手堅いパスブロッキングのスキルを合わせれば、ガスキンはバイキングス攻撃陣でスナップを得られるはずだ。
バイキングスはこのオフシーズンにRBダルヴィン・クックを放出し、アレキサンダー・マティソンを先発に据えていた。タイ・チャンドラーが堅実なプレシーズンを送り、バックアップの座を手にしている。ガスキンはマティソンの背後でチャンドラーとスナップを争っていくだろう。こういった動きから、ロースター構築という部分からジェネラルマネジャー(GM)クウェシ・アドフォ・メンサがRBポジションをどう考えているかが見えてくる。
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