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レイブンズRBドビンズがテキサンズ戦でアキレス腱を断裂

2023年09月11日(月) 09:53


J.K.ドビンズ【AP Photo/Terrance Williams】

ボルティモア・レイブンズのランニングバック(RB)J.K.ドビンズが現地10日(日)に25対9で勝利したヒューストン・テキサンズ戦でアキレス腱(けん)を断裂したと、ヘッドコーチ(HC)ジョン・ハーボーが試合後に報道陣に正式に発表した。

キャリア4年目のドビンズは2023年シーズンの残りを欠場する。

『ESPN』のジェイミソン・ヘンズリーによれば、ハーボーHCは「彼のことを思って意気消沈している。彼は戻ってくるし、私たちはその彼を正面から抱きしめるだろう」と述べたという。

クオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンからのショートパスを受けたドビンズは、エンドゾーンへ向かう際にタックルを受け、最終的に足を引きずっている。当初は自力でサイドラインまで向かったが、ロッカールームに移動するときにはトレーナーの助けを必要としていた。

RBジャスティス・ヒルがその次のプレーで2ヤードのタッチダウンランを決めたことから、第3クオーターの序盤に15対6とリードしていたレイブンズはさらにその差を広げた。

その後、レイブンズはドビンズが足首のケガで戦線離脱したと発表。

第1クオーターに4ヤードのランで試合最初のタッチダウンを決めたドビンズは、キャリー8回で22ヤード、キャッチ2回で15ヤードを記録した。

2021年シーズンを棒に振る要因となった膝の大ケガから復活を遂げた選手にとって、アキレス腱の断裂は大きな痛手だ。ドビンズとレイブンズが今オフシーズンに契約延長で合意に至れなかったという事実も、このケガに追い打ちをかけていると言えよう。ドビンズは新人契約の最終年にあたる今シーズンに基本給139万ドル(約2億0,444万円)を受け取ることになっている。

2020年ドラフト2巡目指名を受けたドビンズは、これまでに出場した24試合でキャリー平均5.8ヤード、タッチダウン12回をマークしてきた。

2023年シーズン初戦を経て、レイブンズは守備陣でも長期にわたるケガに対処しなければならない可能性が生じている。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話をもとに伝えたところによると、レイブンズのフリーセーフティ(FS)マーカス・ウィリアムスも日曜日の試合で胸筋を断裂した恐れがあるとのこと。ウィリアムスはケガの程度を調べるためにMRI検査を受ける予定だ。

ウィリアムスは負傷後、試合の後半で除外されている。

【RA】