ニュース

ジャイアンツHCダボール、現時点ではRBバークリーを49ers戦から除外せず

2023年09月20日(水) 10:18


ニューヨーク・ジャイアンツのセイクワン・バークリー【AP Photo/Matt York】

現地19日(火)、ニューヨーク・ジャイアンツのヘッドコーチ(HC)ブライアン・ダボールはスターランニングバック(RB)セイクワン・バークリーが足首を負傷してから数日後にあたる木曜夜に実施されるサンフランシスコ・49ers戦に出場する可能性を否定しなかった。

ダボールHCは報道陣に「彼が除外されるとはまだ言っていない。彼は治りが早い。話をしてきたばかりなのだが、今日はだいぶ良くなったと感じているようだ。どこまでやれるか様子を見る」と述べている。

チームの練習報告によると、ダボールHCの楽観的な見通しとは裏腹に、バークリーは火曜日に行われたウオークスルーに参加しなかったという。

日曜日に歴史的な逆転勝利を収めたアリゾナ・カーディナルス戦の終盤に足首を負傷したバークリー。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは月曜日に“1週間毎の経過観察”になると報じている。

一方でダボールHCは、バークリーがこの1日で大きく回復したことで、カリフォルニア州サンタクララで行われる試合に向けて、木曜午後までバークリーのステータスを検討できると考えているようだ。ダボールHCはバークリーが数週間にわたって離脱する可能性があるとの報道が誤っているとは述べていないものの、回復の仕方に関しては選手によって異なる扱いを受ける必要があると強調している。

『The New York Daily News(ニューヨーク・デイリー・ニュース)』によると、ダボールHCは火曜日に「どのようなケガでも、その選手と一緒にいて、その選手を見るまでは、分からないものだ――あなたの治り方は私の治り方とは少し違うかもしれないし、私の治り方は他の選手の治り方とは少し違うかもしれない」と語り、こう続けたという。

「今日のセイクワンは私が思っていたよりも、あるいは他の人たちが思っていたよりも、ずっと良い状態だ。言うなれば、彼は他の選手とは少し違った形で回復するのかもしれない」

「だから、私たちはただ彼と一緒に1日1日を過ごすだけだ。回復したら素晴らしいし、回復できなかったら、次の週までに良くなるか見ていく。私たちはただ1日1日をそのまま受け入れるだけだ」

ジャイアンツが試合後半に21点差をひっくり返して31対28とスリリングな逆転勝利を収めたカーディナルス戦で、手にボールが触れたことがインターセプトにつながってしまった(2試合連続)一方で、2回のタッチダウンを決めるなど、バークリーはさまざまな経験をした。

今シーズン、最大1,100万ドル(約16億2,543万円)相当の1年契約でプレーしているバークリーは、来春にフリーエージェント(FA)になる予定だ。今季はこれまでに2試合に出場し、キャリー29回で114ヤード、タッチダウンラン1回、レシーブ9回で41ヤード、タッチダウンレシーブ1回を記録している。

【RA】