現地18日（月）夜に26対22で敗れたピッツバーグ・スティーラーズ戦で、クリーブランド・ブラウンズのクオーターバック（QB）デショーン・ワトソンはオフィシャルに接触したものの、それによってリーグから処分を受けることはない。

問題となっている接触は、ワトソンが第3クオーターにスクランブルでアウトオブバウンズに出てノーゲインとなった後、アンネセサリーラフネスにあたるフェイスマスクのペナルティでフラッグを投げられて15ヤードの罰退を命じられた後に起きている。ワトソンはフラッグに異議を唱える際に、オフィシャルと接触したようだ。

NFLは火曜日、この接触は処罰の対象にはならないと発表した。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロによると、リーグは火曜日に発表した声明で「オフィシャルはフィールドの秩序を維持するために招集されるが、その職務を遂行する中で、選手とオフィシャルがうっかり接触してしまうことがある。今回の場合、（ワトソンの）接触は反則のレベルには達していないと判断された」と述べたという。

一方、ペリセロはワトソンが月曜夜に犯した2つのフェイスマスクのペナルティで罰金を科される可能性があると報じている。

今回の出来事は、スティーラーズ戦がワトソンにとって全体的に不本意なものであったことを象徴していると言えよう。

第1クオーターにインターセプトリターンタッチダウンを喫したワトソンは、第4クオーターにもストリップサックから決勝タッチダウンを奪われ、ブラウンズの戦績は1勝1敗となっている。

ブラウンズは次の日曜日にテネシー・タイタンズを迎え撃つ予定だ。

【RA】