シーズン第2週の最優秀選手賞にビルズQBアレンやイーグルスRBスイフトなどが選出
2023年09月21日(木) 13:19リーグは毎週、現地の水曜日に週間最優秀選手を発表している。シーズン第2週の活躍を称えて選ばれた選手たちは以下の通り。
AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
ジョシュ・アレン(QB/バッファロー・ビルズ)
シーズン第1週に精彩を欠いたバッファロー・ビルズのクオーターバック(QB)ジョシュ・アレンがラスベガス・レイダース戦でその分を取り返し、チームを38対10の勝利へと導いた。アレンは空中戦で目を見張るような活躍を見せ、パス成功率83.8(37回中31回)、274ヤード、タッチダウン3回、インターセプトなし、パサーレーティング124.5を記録。昨シーズンにAFCオフェンス部門週間最優秀選手賞を3回受賞しているアレンにとって、今回は11回目の選出となる。
NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
ディアンドレ・スイフト(RB/フィラデルフィア・イーグルス)
フィラデルフィア・イーグルスの一員としてのデビュー戦で、ランニングバック(RB)ディアンドレ・スイフトは1回のキャリーでたった3ヤードしか稼ぐことができなかった。ところが、シーズン第2週は打って変わって、イーグルスがミネソタ・バイキングスを34対28で下したサーズデイナイトの試合で、スイフトは相手ディフェンスを何度も引き離し、28回のキャリーでキャリアハイとなる175ヤードをマーク。チームの主力として大躍進を遂げた。スイフトは1キャリー平均6.3ヤードという見事な記録を残しており、第4クオーターには試合を決する2ヤードのタッチダウンを決めている。1試合としてはキャリア最高のラッシングヤードを記録するとともに、自身初の週間最優秀選手賞の栄誉も手にすることになった。
AFCディフェンス部門週間最優秀選手
アレックス・ハイスミス(LB/ピッツバーグ・スティーラーズ)
ピッツバーグ・スティーラーズがクリーブランド・ブラウンズに26対22で勝利したマンデーナイトの試合で、ラインバッカー(LB)アレックス・ハイスミスは圧倒的なディフェンス力を発揮してこの日の初得点をあげ、決勝点をアシストし、その間に見せたプレーもどれも素晴らしいものだった。ハイスミスは最初のプレーでインターセプトから30ヤードのタッチダウンを決めると、そこからタックル7回とサック1回を積み上げ、試合終盤で相手に強いたファンブルをチームメイトのアウトサイドラインバッカー(OLB)T.J.ワットが16ヤードのタッチダウンにつなげたことで、スティーラーズは勝利を手にしている。
NFCディフェンス部門週間最優秀選手
マイカ・パーソンズ(LB/ダラス・カウボーイズ)
ダラス・カウボーイズのディフェンスは序盤から猛攻を続け、LBマイカ・パーソンズがその起爆剤となっている。カウボーイズがニューヨーク・ジェッツを30対10で下した試合で、パーソンズはフィールド全体を駆け回った。『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によれば、プロボウルにも選ばれているパーソンズはQBプレッシャー9回とQBヒット7回を記録し、ランプレーを2回止めているという。さらに、タックル4回、タックルフォーロス3回、サック2回と、パスブレークアップ、フォースドファンブル、ファンブルリカバリーをそれぞれ1回ずつ記録している。パーソンズはあらゆる手を尽くし、カウボーイズのディフェンスに貢献した。
AFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
ニック・フォーク(K/テネシー・タイタンズ)
延長戦にもつれ込んだ接戦で、ベテランキッカー(K)のニック・フォークが試合の決定打となったキックを決めたことで、テネシー・タイタンズがロサンゼルス・チャージャーズに27対24で勝利している。フォークは延長戦で41ヤードのフィル―ドゴールを決め、パーフェクトな記録で現地17日(日)の試合を締めくくった。フォークはフィールドゴールを2本中2本、エクストラポイントも3本中3本決めている。
NFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
ジェイク・カマルダ(P/タンパベイ・バッカニアーズ)
日曜日、元4巡目指名選手のパンター(P)ジェイク・カマルダは冷静に自分の脚をコントロールし、タンパベイ・バッカニアーズがシカゴ・ベアーズに27対17で勝利するのに貢献した。カマルダは4回のパントのうち3回を敵陣20ヤード以内に着地させ、1回あたり平均52.8ヤード、最長パントは72ヤードをマークしている。
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