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ふくらはぎ負傷のベンガルズQBバロウ、ラムズ戦に向けて日毎の経過観察を続行

2023年09月22日(金) 11:16

シンシナティ・ベンガルズのジョー・バロウ【AP Photo/Jeff Dean】

シンシナティ・ベンガルズは幸運にも現地25日(月)に、第56回スーパーボウルで対峙したロサンゼルス・ラムズとの再戦に臨むため、クオーターバック(QB)ジョー・バロウが調整するための日数を1日多く確保できる。

ベンガルズは最後の最後まで時間を必要とするかもしれない。木曜日、ヘッドコーチ(HC)ザック・テイラーはふくらはぎを負傷しているバロウは日毎の観察だと報道陣に明かしている。バロウはメディアに公開された練習の中で、ヘルメット姿でフィールドに立っていたが、公式にはDNP(練習不参加)とされていた。

テイラーHCは木曜日に行われたセッションの前に「今は痛みが問題だ。だから少し時間を与えるのが一番いい。今日に関して言うべきことはそれだけだ」と報道陣に述べている。

シーズン第2週に敗れたボルティモア・レイブンズ戦の終盤に、バロウはトレーニングキャンプの大半を棒に振る原因となったふくらはぎのケガを悪化させたようだ。それ以来、バロウはシーズン第3週に出場できることを期待しながら治療計画を進めてきた。そうした中で、ベンガルズは0勝2敗でスタートを切ったところから立て直すことを試みている。

練習後に報道陣に対応したバロウは、長引くふくらはぎのケガと、月曜日の出場可否について問われた際に、「今は分からない」と繰り返した。

「単純に良くなってきたと感じているし、痛みもマシだ」と報道陣に語ったバロウは「時間が経てば良くなるさ。そのうち分かる」と続けた。

ラムズ戦に出場するつもりで準備していると明かしたバロウは、回復期間を設けるために数週間にわたって離脱することは一切考えていないとつけ加えている。

バロウが出場できない場合、バックアップのジェイク・ブラウニングが先発を務める予定だ。しかし、テイラーHCはまだそのような決断を下すには至っていない。

「何があろうと、バックアップクオーターバックの準備はしているものだ」とテイラーHCは述べている。「今週は都合のいいことに、通常より1日余裕がある。単に練習がどうなるか見ていく」

テイラーHCはバロウが月曜夜までに練習に参加するのが“理想的”だと語っていたが、木曜日の時点で見通しは不透明なままであり、そうするための時間もなくなりつつある。キックオフ前のウオークスルーを行う前に、バロウがふくらはぎの状態を試せるかを確認するためにベンガルズに残された時間はあと2日だ。

【RA】