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コルツQBリチャードソンが脳しんとうでレイブンズ戦欠場へ、ミンシューが代役

2023年09月23日(土) 09:47


インディアナポリス・コルツのアンソニー・リチャードソン【NFL】

インディアナポリス・コルツのクオーターバック(QB)アンソニー・リチャードソンは脳しんとうのため3日連続で練習を休み、シーズン第3週の欠場が決まった。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが伝えたところによると、リチャードソンの欠場により、現地24日(日)のボルティモア・レイブンズ戦ではQBガードナー・ミンシューが出場することになる。

日曜日のヒューストン・テキサンズ戦に勝利した際、リチャードソンは最初のドライブ2回でそれぞれタッチダウンを決めたが、第2クオーターに脳しんとうのため試合から除外。2回目のタッチダウンランの際に後頭部を芝生に強打し、脳しんとうを起こしたと見られている。ルーキーはこの症状を自己申告し、試合から除外され、それ以来フィールドに出ていない。

ミンシューはシーズン第2週から代役を務め、コルツを勝利に導いた。

過去2シーズン、コルツの現ヘッドコーチ(HC)シェーン・スタイケンが攻撃コーディネーター(OC)を務めていたフィラデルフィア・イーグルスの控えQBとしてプレーしたミンシューは、コルツでもプレッシャーを避け、オフェンスを計画通り前に進める良い活躍を見せている。『NFL Research(NFLリサーチ)』によると、ミンシューはパス試行回数500回以上の選手の中でも、タッチダウン-インターセプト比率がNFLで5番目に高い。

コルツはリチャードソンのダイナミックな能力を失うが、シーズン第3週のレイブンズ戦では経験豊富なQBを中心に戦う。

【AK】