セインツRBジャマール・ウィリアムスがIR入り
2023年09月24日(日) 09:34ニューオーリンズ・セインツがシーズン第2週に対戦したカロライナ・パンサーズとの試合でハムストリングを痛めていたジャマール・ウィリアムスを現地23日(土)に故障者リザーブ(IR)に登録した。
IR入りしたことでウィリアムスは少なくとも4週間を回復にあて、その後、アクティブロースターに戻ることになる。
7年目のランニングバック(RB)であるウィリアムスはデトロイト・ライオンズで1年を過ごした後にセインツに移籍。ライオンズでは初めて1,000ランヤード以上を記録し、17回のタッチダウンランをマークしてリーグトップに君臨したほか、ライオンズの1シーズンにおけるフランチャイズ記録を塗り替えている。
アルビン・カマーラが2022年2月に暴行容疑で逮捕されたことに起因するリーグの個人行動規範違反の罰として今季序盤3試合の出場停止処分を受けたことから、その間、ウィリアムスがセインツのリードバックを務めることが期待されていた。
ハムストリングを負傷するまでのウィリアムスはキャリー27回で74ヤード、キャッチ2回で7ヤードの貢献にとどまり、その役目を果たすのに苦戦していた。
最初の2週間をハムストリングの負傷で欠場し、次戦でデビューが予定されているドラフト3巡目の新人ケンドレ・ミラーがウィリアムスの穴埋めとして、トニー・ジョーンズとセインツの万能プレーヤーとして知られるテイサム・ヒルとともに24日に控えたグリーンベイ・パッカーズ戦に出場する見込み。
その後はカマーラがシーズン第4週のマンデーナイトフットボールに予定されているタンパベイ・バッカニアーズ戦に向けて復帰が可能となる。
カマーラが出場停止になったときと同様、セインツのランニングバック陣にはウィリアムスが負傷離脱している間を乗り切るだけのタレントがそろっているものの、やはり長期欠場は痛手だ。
セインツの今季のバックフィールドが勢ぞろいするのは、さらに1カ月お預けとなりそうだ。
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