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ハイアンクルスプレインに見舞われたジャイアンツRBバークリー、シーホークス戦で復帰か

2023年09月25日(月) 10:09


ニューヨーク・ジャイアンツのセイクワン・バークリー【AP Photo/Matt York】

ニューヨーク・ジャイアンツのランニングバック(RB)セイクワン・バークリーはシーズン第4週に行われるシアトル・シーホークス戦で復帰するのだろうか。

現地24日(日)、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが『NFL GameDay Morning(NFLゲームデイ・モーニング)』で報じたところによると、バークリーは勝利を収めたシーズン第2週のアリゾナ・カーディナルス戦でハイアンクルスプレインに見舞われたと『Prime Video(プライム・ビデオ)』に語っていたが、月曜夜に行われる試合でフィールド復帰を果たす可能性があるという。

ラポポートは「シーホークス戦でフィールドに立つまでに、彼には少し余分に時間があり、少なくとも彼がそれを実現する可能性はある」と説明している。

バークリーが負ったとされている足首の捻挫は通常、数週間の離脱を余儀なくするものだ。しかし、ショートウイークで迎えたシーズン第3週のサンフランシスコ・49ers戦を前に除外されていたバークリーは、早期での復帰を目指している。

間違いなく、ジャイアンツはバックフィールドにおけるバークリーの存在を歓迎するだろう。木曜夜、ジャイアンツのRB陣はリーグ屈指の49ers守備陣を相手に、その穴を埋めることができなかった。49ers戦におけるマット・ブリーダとゲイリー・ブライトウェルの記録は合計でキャリー8回、22ヤードにとどまっている。そうした中で、クオーターバック(QB)ダニエル・ジョーンズとタイロッド・テイラーが合わせてキャリー3回で7ヤードをマークした。ジャイアンツがバークリーを欠いた状態で稼いだ11回というキャリー数は、彼らが記録した1試合あたりの成績として1989年シーズン第10週(10回)に次ぐ少なさとなっている。また、29ランヤードというのは、バークリーがキャリー15回で6ヤードという精細を欠く成績を残した2020年シーズン第1週以来の少なさだった。

負傷前、バークリーは2試合を通してキャリー29回で114ヤード、レシーブ9回で41ヤードと、堅実な成績を残している。ジャイアンツがカーディナルスに逆転勝利した試合では、後半に2回タッチダウンを決めた。

次に控えているシーホークス戦は現地10月2日(月)に実施される予定であるため、バークリーは15日間の休養および回復期間を経て試合に臨むことになる。ハイアンクルスプレインに見舞われているとはいえ、バークリーが今週の早い段階で除外される可能性は低いと言えよう。

【RA】