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セインツQBカーは週毎の様子見、シーズン第4週のバッカニアーズ戦の出場可否は「今週の様子を見て判断」

2023年09月26日(火) 06:56


ニューオーリンズ・セインツのデレック・カー【AP Photo/Matt Ludtke】

グリーンベイ・パッカーズに敗れた試合で肩を負傷したニューオーリンズ・セインツのクオーターバック(QB)デレック・カーは長期離脱となるケガこそ免れたものの、今後、数週間に渡って出場可否が話題に上ることになりそうだ。

セインツのヘッドコーチ(HC)であるデニス・アレンは現地25日(月)、カーが利き腕の肩鎖関節捻挫を負ったことを明かすとともに、毎週の様子見状態であると説明。アレンHCは今のところ、今週末の日曜日にホームで行われるタンパベイ・バッカニアーズ戦からカーを除外していない。

アレンHCは報道陣に対して「今週、時間の経過とともに状況を評価するつもりだ。重大なことは何もなかったと考えている。週ごと、と言っておきたい、というところだ。ただ、昨日よりは今日の方が状態は良いようだ。なので、今日の時点で結論を下すことはしない。今は何も除外しない。今週の様子を見て判断するつもりだ」と明かした。

カーは第3クオーターにパッカーズのラインバッカー(LB)ラシャン・ゲイリーからサックを受けた際に負傷。フィールドを自力で歩けていたものの、メディカルテントで診察を受けたあと、ロッカールームに移動し、スタジアムで肩のX線検査を受けた上でグリーンベイの地元病院でさらなる検査を受けている。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは24日の時点で、カーの利き腕に肩鎖関節捻挫が確認された以外に損傷はなかったと報じており、当初に予想されていたほどの重傷は避けられたと考えられている。

カーが戦線離脱したあとを継いだジェイミス・ウィンストンはパス16回中10回成功、101ヤードを投げたものの、スコアリングドライブにつなげられず、試合は18対17で敗戦した。カーが不在の間はウィンストンが先発を務めることになるだろう。ウィンストンはNFL全体でも経験豊富なバックアップQBの1人であるため、今後数週間、セインツはカーに対して慎重に対応していくことになるかもしれない。

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