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レイダースQBガロポロは脳しんとうプロトコル継続中、1週間を通して様子見へ

2023年09月28日(木) 08:55


ラスベガス・レイダースのジミー・ガロポロ【AP Photo/Mark J. Terrill】

ラスベガス・レイダースのクオーターバック(QB)ジミー・ガロポロのシーズン第4週に向けてのステータスは、週の半ばになってもはっきりしていない。

現地27日(水)、ヘッドコーチ(HC)ジョシュ・マクダニエルズは報道陣に対し、ガロポロは依然として脳しんとうプロトコルに置かれたままだが、若干の進展はあったと明かした。

「前進しつつある。それがどれくらい速いか見ていく」とマクダニエルズHCはコメント。

ガロポロはシーズン第3週に敗れたピッツバーグ・スティーラーズ戦ですべての攻撃スナップに参加しており、試合が終わるまで脳しんとうの症状は出ていなかった。レイダースはすぐに脳しんとうの診断を行い、ガロポロをプロトコルに入れている。

『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によると、スティーラーズのディフェンスから頻繁にプレッシャーを受けてサック4回を喫したガロポロは、パスアテンプト44回中13回でプレッシャーを受けていたという。ガロポロはスティーラーズに敗れた試合でパス44回中28回を成功させて324ヤード、タッチダウン2回を記録した一方で、3回のインターセプトを喫している。

AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)西地区のライバルであるロサンゼルス・チャージャーズとの試合に出場するには、試合前にプロトコルをクリアしなければならない。ガロポロが出場できない場合、マクダニエルズHCはベテランのブライアン・ホイヤーか新人のエイダン・オコンネルのどちらかを選ぶことになる。今のところ、マクダニエルズHCはどちらにもこだわらず、様子見の姿勢をとっている。

「まだプレーしていない2人は最初の3試合に向けてものすごい量の準備をしていたし、それは今週も変わらない」と述べたマクダニエルズHCは「1週間を通して、すべての状況を見極めていく」と続けた。

【RA】