シーズン第3週の最優秀選手賞にドルフィンズRBエイチェーン、シーホークスRBウォーカー三世など
2023年09月28日(木) 11:37リーグは毎週、現地の水曜日に週間最優秀選手を発表している。シーズン第3週の活躍を称えて選ばれた選手たちは以下の通り。
AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
デボン・エイチェーン(RB/マイアミ・ドルフィンズ)
現地24日(日)にマイアミ・ドルフィンズがデンバー・ブロンコスを70対20で下した歴史的な一戦では、オフェンスの爆発的なプレーや個々の活躍には事欠かなかったが、ルーキーランニングバック(RB)のデボン・エイチェーンが他を圧倒していた。エイチェーンは1試合で200ラッシングヤード、ラッシングタッチダウン2回、レシーブタッチダウン2回を記録したNFL史上2人目の選手となった(もう1人は1961年のビリー・キャノン)。ずば抜けて足の速いエイチェーンはランで203ヤードとタッチダウン2回を積み上げた上、レシーブでも30ヤードと2回の得点をマークしている。
NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
ケネス・ウォーカー三世(RB/シアトル・シーホークス)
シアトル・シーホークスがカロライナ・パンサーズに37対27で勝利した日曜日、RBケネス・ウォーカー三世は最高のパフォーマンスを発揮した。156スクリメージヤードを積み上げた2年目のウォーカーは、ランで97ヤードを稼ぎ、ラッシングタッチダウンも2回決めている。
AFCディフェンス部門週間最優秀選手
テレル・バーナード(LB/バッファロー・ビルズ)
バッファロー・ビルズのラインバッカー(LB)テレル・バーナードが日曜日にサック、インターセプト、ファンブルリカバリーを複数回記録し、殿堂入りを果たしているLBブライアン・アーラッカーが2007年に1試合で同様の記録を打ち立てて以来の偉業を成し遂げた。ビルズが31対3でワシントン・コマンダースを圧倒した試合でバーナードはフィールド中を駆け回り、タックル7回、サック2回、ファンブルリカバー1回、インターセプト1回を記録している。
NFCディフェンス部門週間最優秀選手
エイダン・ハッチンソン(DE/デトロイト・ライオンズ)
日曜日にデトロイト・ライオンズの守備陣がアトランタ・ファルコンズのオフェンスの前に堂々と立ちはだかり、相手を苦しめ続けた中、ディフェンシブエンド(DE)のエイダン・ハッチンソンが大きな原動力となっていた。20対6でライオンズが勝利した試合でハッチンソンはタックル4回、サック2回、パスディフェンス2回、フォースドファンブルとファンブルリカバーを1回ずつという記録でチームのスタッツを埋め尽くし、ファルコンズを大混乱に陥れた。
AFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
マット・ゲイ(K/インディアナポリス・コルツ)
キッカー(K)として史上最高額の年俸を手にしているマット・ゲイは、延長戦にもつれ込んだボルティモア・レイブンズとの日曜日の試合でインディアナポリス・コルツを22対19の勝利へと導き、歴史をさらに塗り替えた。ゲイはリーグ史上初めて1試合で50ヤード以上のフィールドゴールを4本決めたキッカーとなった。ゲイは31ヤード、54ヤード、53ヤード(3回)のフィールドゴールを決め、5回中5回を成功させるパーフェクトな成績を収めている。エクストラポイントを含む合計16得点をあげたゲイは、延長戦で53ヤードの決勝点を決めたことでコルツに勝利をもたらした。今回の活躍によって、ゲイは通常の試合時間終了間際の2分間で50ヤード以上のフィールドゴールを決め、延長戦でも50ヤード以上のフィールドゴールを決めた5人目のキッカーとなった。
NFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
マット・プレイター(K/アリゾナ・カーディナルス)
プレイターは再び脚力を発揮し、ダラス・カウボーイズと対戦したアリゾナ・カーディナルスを28対16での逆転勝ちに導いた。日曜日、62ヤードのフィールドゴールを成功させたプレイターは、60ヤード以上のフィールドゴールを3回以上成功させたNFL史上3人目のキッカーになっている。62ヤードのフィールドゴールは、この日プレイターが決めた3つのフィールドゴールの1つであり、全体で4回のキックをすべて成功させたプレイターは、10ポイントをチームにもたらしている。
【RA/A】