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足首負傷のコルツRBテイラーが現地水曜日に練習復帰へ

2023年10月03日(火) 10:22


インディアナポリス・コルツのジョナサン・テイラー【AP Photo/Abbie Parr】

インディアナポリス・コルツのランニングバック(RB)ジョナサン・テイラーが現地4日(水)に練習に復帰すると、ヘッドコーチ(HC)シェーン・スタイケンが月曜日に報道陣に明かしている。

手術を受けた足首が原因で、テイラーはPUP(故障者)リストでシーズン開幕を迎えていた。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが日曜日に、テイラーの足首は完治していると報じていたことから、今回の動きは予想されたものだったと言えよう。

スタイケンHCはテイラーが「復帰することを楽しみにしている」と述べており、スターランニングバックがシーズン第5週に行われるテネシー・タイタンズ戦に出場する可能性を否定しなかった。

「体を整える方が大事だと思う」と語ったスタイケンHCは「もちろん、短距離走をするのと、試合でプレーするのには違いがある。だが、パッドをつけてチームメイトとプレーし、ヘルメットをかぶって、またそういったことをすべてするために、私と彼とで話し合い、週末に彼がどういう状態かを見て決断を下すことになるだろう」と続けた。

テイラーを練習に復帰させることは、テイラーからのトレード要請を含む、ドラマに満ちたオフシーズンを経てから踏み出す最初の一歩となる。ラポポートとペリセロが日曜日に報じたところによると、コルツは最近、他チームとトレード交渉を行なっていないとのこと。

テイラーは新人契約の最終年に約430万ドル(約6億4,428万円)を受け取る予定だが、現時点では2021年にNFLラッシングチャンピオンに輝いたテイラーをフィールドに復帰させることが焦点となっている。

全4クラブが2勝2敗となっているAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)南地区で、コルツはテイラーが健康なときにもたらす恩恵を受けることができるだろう。これまでコルツのバックフィールドを支えてきたのはザック・モスだ。ケガでシーズン第1週に欠場した後、主力ランニングバックとしてプレーしてきたモスは、日曜日にオーバータイムの末に敗れたロサンゼルス・ラムズ戦でキャリー18回、70ヤード(キャリー平均3.9ヤード)をマークしている。

新人クオーターバック(QB)アンソニー・リチャードソンがシーズン序盤から輝きを放つ中、複雑な思いがありつつもテイラーが戻ってくることは、若きシグナルコーラーにとって追い風になるだろう。

【RA】