ベアーズRBハーバートが足首負傷で数週間の離脱、チームはダリントン・エバンスを追加へ
2023年10月08日(日) 23:57シカゴ・ベアーズはしばらくリーディングラッシャーを失うことになった。
ワシントン・コマンダースに勝利したシーズン第5週に足首を痛めたランニングバック(RB)カリル・ハーバートが数週間欠場する見込みだと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地8日(日)の朝、伝えた。
ハーバートの穴を埋めるため、ベアーズはマイアミ・ドルフィンズの練習生にいるダリントン・エバンスと契約するつもりだとペリセロは付け加えている。エバンスはベアーズの練習生として、またアクティブロースターで2022年シーズンを過ごし、6試合で15回のタッチ、トータル97ヤードを獲得した。
ここまでの5試合でハーバートは51回のキャリーで272ヤードを稼ぎ、チームのバックフィールドのペースを作ってきた。3年目のRBはレシーブでも10回のキャッチ、83ヤード、タッチダウン1回を記録している。
しかし、オフェンスがワシントンで爆発力を見せた木曜日にハーバートは最後までフィールドに残ることはできなかった。他にもサイドラインには同様にケガでノックアウトとなったロション・ジョンソン(脳振とう)、トラビス・ホーマー(ハムストリング)のRB勢が並ぶ。20点差の勝利が決まる頃には、カーリ・ブラッシンゲームがベアーズのキャリーの大半を担うようになっていた(8回で26ヤード)。
今後ベアーズはジョンソン(復帰の許可が下り次第)とエバンスに頼ることになるだろうが、サーズデーゲームではインアクティブだった7年目のベテラン、ドンタ・フォーマンも大きな役割を果たすだろう。27歳のフォーマンはシーズン第1週にプレーし、7回のタッチでトータル24ヤードを獲得している。2022年にはカロライナ・パンサーズで914ランヤードとタッチダウン5回を挙げ、プロでのベストシーズンをマークした。しばらくの間フォーマンは、自身もグラウンドでの脅威となるクオーターバック(QB)ジャスティン・フィールズ、攻撃コーディネーター(OC)ルーク・ゲッツィと攻撃陣にとって頼れる存在となるだろう。
1勝4敗のベアーズはシーズン第6週にホームで1勝3敗のミネソタ・バイキングスを迎え撃つ。NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)北地区の下位2チームによる戦いだ。
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