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コルツQBリチャードソンが右肩を強打してタイタンズ戦を途中離脱

2023年10月09日(月) 05:55

インディアナポリス・コルツのアンソニー・リチャードソン【AP Photo/Michael Conroy】

インディアナポリス・コルツのクオーターバック(QB)アンソニー・リチャードソンが現地8日(日)に行われたテネシー・タイタンズ戦で右肩を負傷した。チームは23対16でタイタンズに勝利している。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話として伝えたところによれば、リチャードソンはX線検査を受けたものの、ケガや損傷は確認できなかったという。

リチャードソンは第2クオーターに4ヤードのスクランブルに臨んだ際、タイタンズのラインバッカー(LB)ハラルド・ランドリーのタックルを受けて右肩を強打。

コルツの新人QBであるリチャードソンはまず青色のメディカルテントに入り、その後、歩いてロッカールームに向かったが、右肩をかなりかばっている様子だった。コルツは当初、リチャードソンの試合復帰をクエッショナブルとしていたものの、ハーフタイムを経て最初の攻撃ドライブを迎える頃に途中離脱に変更した。

その時点でコルツは10対6でリードしており、リチャードソンに代わってガードナー・ミンシューが司令塔についた。ベテランバックアップQBのミンシューはコルツをレッドゾーンに導くも、5ヤードラインからタイトエンド(TE)カイレン・グランソンを狙ったパスを外して得点には結び付けられなかった。

それでも、コルツはリチャードソンが戦線離脱したあともリードを譲ることなく、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)南地区のライバルを抑えて勝利を手に入れている。ミンシューはパス14回を投げて11回成功、155ヤードを記録した。

リチャードソンは離脱するまでにパス12回中9回成功、98ヤード、5ヤードのタッチダウンランを決めている。

リチャードソンが何かしらのケガで試合を最後まで戦いきれなかったのは今回のタイタンズ戦が3度目だ。シーズン第1週のジャクソンビル・ジャガーズ戦では膝痛により最後の3プレーを欠場、翌週のヒューストン・テキサンズ戦でもタッチダウンラン後に脳しんとうのような症状を自己申告して前半だけで退いた。脳しんとうプロトコルに入ったことからシーズン第3週は試合に出場していない。

【C】