ビルズLBミラノが脚の骨折と膝の負傷で今季絶望か
2023年10月09日(月) 09:23現地8日(日)、バッファロー・ビルズはロンドンで実施された試合でジャクソンビル・ジャガーズに25対20で敗れた。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロが情報筋の話をもとに伝えたところによると、この試合で脚を骨折したラインバッカー(LB)マット・ミラノはシーズン終了の膝のケガに見舞われているとも懸念されているという。ミラノはACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を調べるためにMRI検査を受けることになるとラポポートとガラフォロはつけ加えた。
ミラノは第1クオーターで負傷するまでにわずか11回のスナップで3回のタックルを記録。その後、足にギプスをはめた状態でサイドラインからロッカールームまでカートで運ばれた。
ミラノ不在の中、ビルズは試合を通して相手を追いかけることに。最終的にはトータル474ヤード、ファーストダウン更新29回を許している。
キャリア7年目のミラノは昨シーズンに初めてプロボウルとオールプロに選出された。2023年最初の1カ月もその勢いは衰えず、タックル30回、インターセプト2回、パスディフェンス2回、フォースドファンブル1回をマークし、ビルズ守備陣を支えてきた。
シーズン第4週に行われたマイアミ・ドルフィンズ戦ではコーナーバック(CB)トレデイビウス・ホワイトがアキレス腱を断裂したため、ビルズの選手がシーズンを左右するケガに見舞われるのはこれで2週連続となっている。また、胸筋を痛めたディフェンシブタックル(DT)ダクアン・ジョーンズなど、今回のジャガーズ戦ではミラノ以外のディフェンダーも数名、負傷した。
ビルズは3勝2敗という戦績で負傷者が続出している上に、ラインバッカーポジションに疑問を抱えた状態でアメリカに戻ることになる。
【RA】