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LBグレゴリーに続き、LBクラークもブロンコスからトレードされる可能性が浮上

2023年10月09日(月) 09:52


デンバー・ブロンコスのフランク・クラーク【NFL】

デンバー・ブロンコスは先週、高給取りのラインバッカー(LB)ランディ・グレゴリーに別れを告げ、サンフランシスコ・49ersにトレードした。しかし、デンバーをたつパスラッシャーは彼だけではないかもしれない。

情報筋の話によると、フランク・クラークがリーグ中から関心を集めているとのこと。このままブロンコスが苦戦し続ければ、クラークもトレードされる可能性がある。クラークは今季わずか1試合しか出場していないが、シーズン初戦に見舞われた股関節のケガは現在、治っている状態だ。

パスラッシャーを必要としている数チームから注目を集める中で活躍すれば、関心はさらに高まるはずだが、クラークは現地8日(日)に行われたニューヨーク・ジェッツ戦でプレーしていない。

クラークはプレーオフ進出が有力視されているチームのクローザーになることを考えて契約を結んだ。ブロンコスがそのようなチームにならなければ――もちろん、出だしは遅れている――クラークが他のプレーオフ進出候補チームでそうした役割を担う可能性はある。クラークはこれまでにそうした役割を果たしながらカンザスシティ・チーフスの一員として2つのスーパーボウルリングを獲得してきた。

30歳のクラークが今シーズン開幕前に結んだ1年契約は545万ドル(約8億1,279万円)相当だが、そのうち420万ドル(約6億2,637万)はサインボーナスだった。つまり、クラークをトレードで獲得するチームは残りの基本給121万ドル(約1億8,045万円)のみを引き継ぐことになる。

先週、ブロンコスは当初放出するつもりだったグレゴリーをトレード。49ersはドラフト下位指名権と引き換えにその取引に応じた。グレゴリーはその価値以上の利益を生む可能性がある。

日曜日にジェッツに敗れたブロンコスが、間違った方向へ進んでいると見られた場合、他のポジションの選手にも声がかかるかもしれない。ブロンコスのトップワイドレシーバー(WR)であるコートランド・サットンとジェリー・ジューディは2人とも、今オフシーズンのトレード市場でかなり大きな注目を集めていたが、チームは彼らをとどめておくことを選択している。

【RA】