元チームのパッカーズとの初対戦に勝てて「うれしい」とレイダースWRアダムス
2023年10月11日(水) 11:18ワイドレシーバー(WR)デイバント・アダムスはマンデーナイトにグリーンベイ・パッカーズとの初めての対戦に勝利し、ラスベガス・レイダースが17対13で白星を挙げるのに貢献した。
2014年に自分をドラフト指名し、2022年にレイダースにトレードに出された元チームと対戦したアダムスは、右肩を痛めながらもキャッチ4回で45ヤードを記録している。
グリーンベイを破ったことについてアダムスは「良かった」と『ESPN』に述べている。
「もう少し多くのプレーでもっと点差をつけられたら良かったけど、最終的には彼らを打ち負かした。もし負けていたら、俺がチームを去るべきではなかったとか、そういうことを言われていただろうけど、これで誰も筋違いなことを言い出すことはできない。だから、今日は勝てて良かった。相手が誰であろうと俺たちは勝ちたいと思っている」
パッカーズがアダムスに対するカバレッジを大量に投じたことで、このスターワイドアウトが爆発的なプレーを見せることはできなかったものの、レイダースに勝利をもたらした後半のタッチダウンドライブでは3つの重要なキャッチを決めている。
アダムスはパッカーズのアウトサイドラインバッカー(OLB)プレストン・スミスとマッチアップした際に、スラントルートから21ヤードのパスをキャッチして、レイダースにとってこの試合最長のパスプレーを達成している。パッカーズのヘッドコーチ(HC)マット・ラフルアーに、アダムスがこのようなミスマッチをいかにオフェンスで活かせるかを思い出させるプレーとなった。
ラフルアーHCはこうコメントしている。「デイバントがわれわれのチームにいた時もあのようなプレーをよくやっていた。スロットにレシーバーが配置されれば、ディフェンス側はペニーでいくか大柄な選手を5人配置する。そうすると多くの場合、ラインバッカーが対応に入ることになって、クオーターズカバレッジが敷かれ、そういうことが起きるんだ。それが正しいかどうかは別として、われわれにとって最も有利な方法でないことは明らかだ。それに対応できるかが問題だが、とにかく相手の方が上手だった。彼らはスキームを練り、こちらがあのメンバーを投入した時点で何をすべきかを分かっていた。相手に同じようなことをやった試合を私は覚えている」
「そういうことが時々起きるものだが、もっといい回答ができたら良かった」
一方のアダムスは勝利したにもかかわらず、レイダースのオフェンスはまだ「理想の形ではない」と指摘した。そのような問題を解決するには、負けた後よりも勝った後の方がいい。
肩の負傷に関しては、快方に向かっているとアダムスは話している。
「万全ではないけど、なんとかプレーできるまでには良くなっている」とアダムスは述べた。「先週よりは良くなっているし、これからもプレーし続ける。回復にはまだ時間がかかるけど、フィールドには出るつもりだ」
【R】