49ersへの大敗に“2度もやられるつもりはない”とカウボーイズDCクイン
2023年10月11日(水) 11:18ダラス・カウボーイズの守備陣は今季開幕からの4戦で計41ポイントを対戦相手に許した状態で、シーズン第5週を迎えた。しかし、現地8日(日)に行われたサンフランシスコ・49ers戦だけで、ダン・クイン守備コーディネーター(DC)率いるディフェンスは42ポイントを相手に献上している。
チームの公式ウェブサイトによると、クインDCは「がっかりした」と語ったという。
「こてんぱんにやられても、戦いの中では選択肢は2つしかない。ふくれっつらをするか、再び立ち上がってまたやるかだ。私たちがやろうとしていることは、まさにそれだと私には分かっている」
開幕からの4週間で、カウボーイズ守備陣の試合平均被得点は10.3ポイント、試合平均被獲得ヤードは259.8ヤード、試合平均テイクアウェイが2.5回、相手パサーレーティングは55.2だった(すべてNFLでトップ2)。ところが、カイル・シャナハンヘッドコーチ(HC)のチームと対戦した日曜日には、被得点が42ポイント、被獲得ヤードが421ヤード、ギブアウェイが1回、相手パサーレーティングが143.8となっている。
日曜日の試合が実力を測るものさしだったとしたら、カウボーイズはそのテストに無惨に失敗した状況だ。
だが、カウボーイズにとって幸運なことに、これは17試合のうちの一つに過ぎない。
「われわれのグループの中で、誰かを糾弾するようなことは行われていない。実際、指は彼らが必要としている方向を示している。これをやろうとか、あれをやろうといった具合に。私はわれわれのグループのそういうところに敬服している。他のチームでは、誰かを指さしたり責めたりということがあったが、この集団ではそういうことはない」とクインDCは話した。
「ものすごく落胆しているが、一方で、私はわれわれが何者かを知っているし、自分たちがこの試合に2度もやられるつもりはない」
カウボーイズは来週の月曜日にロサンゼルス・チャージャーズと対戦し、かつてカウボーイズの攻撃コーディネーター(OC)だったケレン・ムーアOCを相手に、口に残る苦味を洗い流そうとしている。
「われわれの前には非常に優秀なチャージャーズのチームが立ちはだかっており、また戦うために多くのことに取り組んできた」とクインDCはコメントした。
【A】