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シーズン第5週の最優秀選手賞にベアーズWRムーアやベンガルズWRチェイスらが選出

2023年10月12日(木) 11:25


シカゴ・ベアーズのD.J.ムーア【AP Photo/Alex Brandon】

リーグは毎週、現地の水曜日に週間最優秀選手を発表している。シーズン第5週のトップ選手たちは以下の通り。

AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
ジャマール・チェイス(WR/シンシナティ・ベンガルズ)

ワイドレシーバー(WR)のジャマール・チェイスとクオーターバック(QB)のジョー・バロウは現地8日(日)に本来の実力を発揮し、シンシナティ・ベンガルズが34対20でアリゾナ・カーディナルスに勝利するのに大きく貢献した。チェイスはフランチャイズ記録となる15回のレシーブで192ヤードとタッチダウン3回をマーク。『NFL Research(NFLリサーチ)』によれば、この日の記録によってチェイスはプロフットボールの殿堂入りを果たしているスティーブ・ラージェントとジェリー・ライスの他、ジミー・スミスやタイラー・ロケットと並び、1950年以降で1試合15回以上のキャッチ、3回以上のレシーブタッチダウンを記録した数少ない選手の一人になったという。

NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
D.J.ムーア(WR/シカゴ・ベアーズ)

今シーズンの初勝利を挙げるために起爆剤を必要としていたシカゴ・ベアーズは、D.J.ムーアの爆発力にけん引されて、サーズデイナイトにワシントン・コマンダースを40対20で下した。完全に流れを引き寄せたムーアは大量にプレーを生み出し、8回のレシーブで230ヤードと3回のタッチダウンを積み上げている。ムーアは敵陣20ヤード、11ヤード、56ヤードからタッチダウンを決め、58ヤードのパスもキャッチしている。

AFCディフェンス部門週間最優秀選手
マックス・クロスビー(DE/ラスベガス・レイダース)

マンデーナイトにディフェンシブエンド(DE)マックス・クロスビーが暴れ回ったことでグリーンベイ・パッカーズは多くの犠牲を払うことになり、ラスベガス・レイダースは17対13で勝利を手にしている。疲れ知らずの活力によってクロスビーはタックル5回、タックルフォーロス4回、サック1回、QBプレッシャー4回を記録し、ランプレーも3回止めている。

NFCディフェンス部門週間最優秀選手
フレッド・ワーナー(MLB/サンフランシスコ・49ers)

ダラス・カウボーイズを42対10で圧倒した日曜日の試合で、ミドルラインバッカー(MLB)のフレッド・ワーナーはサンフランシスコ・49ersが必要とする、ありとあらゆる場面で活躍した。ワーナーは前半でフォースドファンブルとサックによって立て続けにカウボーイズのドライブを終わらせている。ワーナーはタックル8回、前述のサックとフォースドファンブルに加え、後半ではインターセプトも決めてスタッツを埋め尽くした。

AFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
グレッグ・ズアーレイン(K/ニューヨーク・ジェッツ)

ニューヨーク・ジェッツが31対21でデンバー・ブロンコスに勝利した日曜日、“The Leg(ザ・レッグ)”ことキッカー(K)グレッグ・ズアーレインは絶好調だった。ズアーレインはエキストラポイントを2本、そしてフィールドゴールをなんと5本も決めて17得点を挙げている。

NFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
ブレイク・グループ(K/ニューオーリンズ・セインツ)

日曜日にニューオーリンズ・セインツがニューイングランド・ペイトリオッツに34対0で圧勝した試合で、Kグループはほぼ完璧なプレーを見せた。グループは4本のエキストラポイントを成功させ、54ヤードと53ヤードのフィールドゴールも2本決めて10得点を挙げた。さらに、7回のキックオフで5回のタッチバックを記録している。

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