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プレーメーカーはWRジェファーソン以外にも“たくさん”いるとバイキングスHCオコンネル

2023年10月12日(木) 14:54


ミネソタ・バイキングスのジャスティン・ジェファーソン【AP Photo/Stacy Bengs】

ミネソタ・バイキングスのヘッドコーチ(HC)ケビン・オコンネルは、ワイドレシーバー(WR)ジャスティン・ジェファーソンをフィールドに出さずに成功をつかむという、おそらく自身の若いコーチキャリアの中で最も困難な課題に直面している。

ジェファーソンは現地8日(日)に負ったハムストリングのケガにより、少なくとも4週間は離脱することになった。ジェファーソンにとってはキャリアで初の欠場となる。バイキングスは水曜日にジェファーソンを正式に故障者リザーブ(IR)に登録し、チームの練習生からニキール・ハリーとトリストン・ジャクソンをアクティブ登録した。

ジェファーソンのフィールドを傾けるかのような能力なしでは、バイキングスの対戦相手へのアプローチは変わることをオコンネルは知っている。

『SiriusXM NFL Radio(シリウスXM NFLラジオ)』で火曜日に「実際のところ、ジャスティンを起用するときは、ブレイクダウンの仕組みのためにゲームプランの方法を変えなければならない。そして、あらゆるカバレッジがあっても、ゲームに出るとJ.J.(ジャスティン・ジェファーソン)プログラムみたいなものが一貫して打ち勝つんだ」と語ったオコンネルは、こう続ける。

「この25試合以上、具体的な数は何試合かわからないけれど、私たちは本当に成長しなければならなかった。ジャスティンがどのようにマークされるかを予測し、それが他の選手たちにどのような影響を与えるかを考慮する観点から、本当に深く取り組む必要があった。そして、多くのカバレッジがジャスティンに専念しているときに、ジョーダン(アディソン)やK.J.(オズボーン)やT.J. ホッケンソンやジョシュ(オリバー)がパスゲームでどう勝利するか、特に最高のディフェンスとの対決で求められた」

ジェファーソンは2023年にキャッチ36回(NFLで6位タイ)、571レシーブヤード(3位)、パスキャッチタッチダウン3回(5位タイ)をマークしている。2022年以降、ジェファーソンはキャッチ164回、2,380ヤードでNFLのトップに君臨してきた。

5試合を経て、ジェファーソンは他のバイキングス選手の倍以上のレシーブヤードを獲得している。200ヤード以上のレシーブヤードを獲得しているのは、ホッケンソン(254ヤード)とアディソン(249ヤード)だけだ。

ジェファーソンを失うことで、バイキングスのオフェンスはきわめて多くを失うことになる。ジェファーソンはどんなカバレッジに対してもオープンになり、多くの注目を集めることでチーム全体のプレーを容易にしていた。しかし、今、オコンネルHCはこの優れたワイドアウトがいなくても、ビッグプレーを繰り出すことができると示さなければならない。

「彼(ジェファーソン)がしばらく戦線を離れるかもしれないことを知って、私たちの戦術の見方を変えなければならないし、予想される戦術に対して確実なプレーができるように再確認しなければならない」とオコンネルは火曜日にコメントし、こうつけ加えた。

「選手たちを見てくれ。フットボール界最高のレシーバーを失っても、プレーメーカーはたくさんいると感じているし、ジョーダン・アディソンには本当に期待している。K.J.オズボーンはかなり安定しているし、T.J.ホッケンソンはここにいる理由があり、全てのダウンで彼を関与させるために取り組みを続ける。そして、C.J.ハムやジョシュ・オリバー、ジョニー・ムントやブランドン・パウエルといった選手たちが、どのように補完的な役割でフィットするのかや、どういった場所で本当に最高のチャンスを得られるのかを、これから見てみよう」

オコンネルは日曜日に、相手のパス攻撃を遅らせるのに苦労し、1試合あたり286.0パスヤード(NFLで2番目に多い)、パスタッチダウン12回(これも2番目に多い)を許しているシカゴ・ベアーズのディフェンスを相手に、ジェファーソン不在の作戦を試すことになる。

【KO】