両親のイスラエルからの無事の帰還を願うライオンズLBアンザロン
2023年10月12日(木) 18:17デトロイト・ライオンズのラインバッカー(LB)アレックス・アンザロンの両親は、今週イスラエルからの安全な帰国が祈念されているフロリダ州ネイプルズに拠点を置く教会の約50人の関係者の中の一組だ。
イスラエルは、イスラム過激派グループの戦闘員が現地7日(土)に国境のフェンスを突破し、同国南部に侵入したことを受け、ハマスに対する前例のない攻撃を宣言した。イスラエルとハマスの戦争は少なくとも2,200人の命を奪い、5日目に突入している。
“First Naples(ファースト・ネイプルズ)”の広報を担当するアンディ・ウェルズ牧師によると、同教会は水曜日に、海外ツアーに参加しているアラン・ブランバック牧師と連絡を取ったという。
「彼はチーム全体が好調で元気だと伝え続けている」とウェルズは述べ、こう続ける。「現在のところ、彼らの帰国便は予定通りだ。私たちの祈りは、彼らが予定通りのフライトで帰国し、私たちの元にすぐに戻ってくることだ」
アンザロンは、ライオンズがカロライナ・パンサーズを破った後の日曜日、『Detroit News(デトロイト・ニュース)』紙に、両親のことばかり考えていると語った。
「つらいよ」とアンザロンは同紙に言う。
ライオンズのヘッドコーチ(HC)ダン・キャンベルは、日曜の夜にアンザロンの両親の窮状を知らされ、彼に電話したという。
キャンベルは水曜日に、「詳しいことは言いたくないが、彼は両親の無事を感じていた」と述べ、こう続けている。「ただ出口を見つけるだけだ」
「簡単なことではないと思うし、彼に重くのしかかるのもわかる。それは大変なことだ」
デトロイト・ニュースによると、アンザロンの両親は10月2日にイスラエルに到着し、木曜日にテルアビブを経由して帰国する予定だという。
ブランバック牧師は教会の『Facebook(フェイスブック)』ページに次のように投稿した。「私たちはエルサレムのホテルで元気に過ごしている。イスラエルのために、そしてこの戦争ができるだけ平和的かつ迅速に解決されるよう祈り続けてください」
アンザロンは日曜日に、ソーシャルネットワークの『X(旧ツイッター)』でジョー・バイデン大統領をタグ付けし、両親を帰国させるようにと呼びかける投稿をした。しかし、彼はそのツイートをあとで削除した。
記事提供:『The Associated Press(AP通信)』
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