ウォルトン・ペナー・グループがグレッグ・ペナーCEOをブロンコスのコントローリングオーナーに
2023年10月13日(金) 10:03デンバー・ブロンコスはロブ・ウォルトンからその義理の息子であるグレッグ・ペナー最高経営責任者(CEO)にフランチャイズのコントローリングオーナーの指定が移った後も、クラブの日常業務や組織構造は何も変わらないと述べている。
ロブとその娘であるキャリー・ウォルトン・ペナーは、ウォルトン・ペナー・ファミリー・オーナーシップ・グループが2022年8月にパット・ボウレン・トラストから当時史上最高額の46億5,000万ドル(約6,964億0,725万円)でフランチャイズを買収して以来、チームを運営してきた。
ブロンコスは現地11日(水)に発表した声明で「NFLは、デンバー・ブロンコスに対する一族の長期的ビジョンに沿った、ウォルトン・ペナー・グループのオーナーシップ構造の変更を承認した」と述べ、こうつけ加えた。
「グレッグ・ペナーCEOをコントローリングオーナーに指定し、ロブ・ウォルトンの持ち株の一部をペナー家の子どもたちに譲渡することを含むこれらの調整は、グレッグ、キャリー・ウォルトン・ペナー、ロブの現在進行中の関与に影響を与えるものではない」
NFLのオーナー規定によれば、各クラブはチームの30%以上の株式を保有するコントローリングオーナーを指定しなければならないとのこと。
ペナー夫妻の4人の子どもたちは所有権の一部を受け取るが、組織運営に関与することはないと見られている。
現在1勝4敗のブロンコスは新ヘッドコーチ(HC)ショーン・ペイトンの下で不安定なスタートを切っており、昨季にブロンコスのヘッドコーチを務めていたナサニエル・ハケットを攻撃コーディネーター(OC)として擁するニューヨーク・ジェッツを含め、勝算があったチームとのホームでの3試合ですべて敗北した。
ブロンコスは現地12日(木)に敵地に赴き、これまで15連敗を喫している相手であるカンザスシティ・チーフス(4勝1敗)に一矢(いっし)を報いてその連敗を止めようとしている。
記事提供:『The Associated Press(AP通信)』
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