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ブロンコスがLBクラークをリリースへ

2023年10月14日(土) 00:15

デンバー・ブロンコスのフランク・クラーク【NFL】

予想通り、ラインバッカー(LB)フランク・クラークはデンバー・ブロンコスから放出される。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロは現地13日(金)、状況を知る人物からの情報として、ブロンコスがトレード相手を見つけることができなかったため、クラークをリリースするつもりだと報じた。

先週のLBランディ・グレゴリーを見て分かる通り、リリースが公式発表となるまではまだトレード相手が現れる可能性はある。

今週、クラークが離脱を容易にするために167万9,000ドル(約2億5,129万円)の基本給を返還したことでこうなる筋書きは見えていた。

クラークはバンス・ジョセフのディフェンスでパスラッシュを強化するため、オフシーズンに1年545万ドル(約8億1,574万円)で契約を結んでいた。しかし、スタートから相性は悪かった。

シーズン第1週は25回のスナップをプレーし、タックル2回、QBプレッシャーは0回に終わった。これまでに腰部のケガで3週間を欠場している。シーズン第5週に復帰はしたが、11回のスナップをプレーして記録はなしだった。カンザスシティ・チーフスと戦って敗れたサーズデーナイトでは体調不良との記載でインアクティブだった。

グレゴリーと同様、クラークもニック・ボニートとジョナサン・クーパーをトップエッジラッシャーとして前進するブロンコスの未来にうまくフィットしなかった。

最初の8シーズンでシアトル・シーホークスとカンザスシティ・チーフスに所属していたクラークは、58.5回のサックを記録していた。3度のプロボウルに選ばれ、2つのスーパーボウルリングを持つ30歳のクラークは、競争相手のブースト役としてマーケットに出ることになる。

過去4シーズンをチーフスで過ごしたクラークにとってカンザスシティへの帰還というのは理にかなった行き先かもしれない。

【M】