クリーブランド・ブラウンズのクオーターバック（QB）デショーン・ワトソンが肩の腱板打撲のため、2試合続けて欠場することになった。

シーズン第6週に対戦するサンフランシスコ・49ersとの試合を前に、チームは正式にワトソンを除外している。

ワトソンが肩を痛めたのはテネシー・タイタンズに勝利したシーズン第3週の第3クオーター。ブラウンズは当初、翌週に控えていたボルティモア・レイブンズ戦にワトソンが出場できると見込んでいたが、試合当日に欠場が決まった。

シーズン第5週がバイウイークだったことから、チームはその間にワトソンが回復し、49ers戦に間に合うことを願っていたものの、今週の練習をすべて欠席し、金曜日の故障者レポートでクエッショナブルになることすらなく欠場の判断に至っている。

2023年シーズンに先発した3試合でワトソンはパス102回を投げて成功率63.7％、678ヤード、4タッチダウン、インターセプトは2回を記録。ブラウンズに加入してからの9試合ではまだ1試合300ヤード超えとなる試合を経験していない。また、ワトソンが先発の司令塔を務めた試合でブラウンズは27点より多くの得点を挙げたことがなく、9試合中4試合は14点以下にとどまっている。

ワトソンが不在だったシーズ第4週に初先発を経験した新人QBドリアン・トンプソン・ロビンソンが苦戦したことから――タッチダウンなし、インターセプト3回、サック4回――ブラウンズは次の試合のクオーターバックとして練習生からP.J.ウォーカーを昇格させる予定だ。ウォーカーはカロライナ・パンサーズに所属した過去3シーズンで7試合に先発出場している。

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