足首を負傷して試合を途中離脱したタイタンズQBタネヒル
2023年10月16日(月) 03:08テネシー・タイタンズのクオーターバック(QB)ライアン・タネヒルは現地15日(日)に行われたボルティモア・レイブンズ戦で足首を負傷し、第4クオーターに途中退場した。試合は24対16でレイブンズが勝利している。
タネヒルのステータスは当初、クエッショナブルとされていたが、その後に試合に戻ることはなく、バックアップQBのマリク・ウィリスが残りのスナップをすべて担当。
ヘッドコーチ(HC)であるマイク・ブラベルは試合後、タネヒルが診察中であり、診断については「不確か」な状況だと明かした。
試合終了後に目撃されたタネヒルは松葉杖をついていた。
タネヒルは「ケガをするのもゲームの一部だけど、楽しいプロセスではないね。それが重大な意味を持つ場合は特にそう。この先どうなるかは戻ってMRIやその他もろもろの検査をして実際に見てみないと分からない」とコメント。
「悔しい。戦って、全力を尽くして、こういうことになるっていうのは、フラストレーションがたまる」
タイタンズの1番手クオーターバックであるタネヒルは試合の序盤に右足首を痛めたものの、テーピングをほどこしてプレーに復帰。しかしながら、第3クオーターにインターセプトを喫したあとは戻ってこなかった。
試合を離脱するまでのタネヒルは16回のパスを投げて8回成功、76ヤード、インターセプト1回、クオーターバックレーティングは37.5と苦戦していた。
タネヒルに代わって出場したウィリスはパス5回中4回を成功させて74ヤードと短い出番ながら、サックを4回食らっている。
2連敗を喫したタイタンズの今季戦績は2勝4敗となり、レイブンズ戦での獲得ヤードは233と、タネヒルの足首の不調はタイタンズオフェンスの苦戦をさらに悪化させたようだ。
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