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右手親指負傷のベアーズQBフィールズはレイダース戦にダウトフル

2023年10月17日(火) 09:33


ジャスティン・フィールズ【AP Photo/Nam Y. Huh】

シカゴ・ベアーズのクオーターバック(QB)ジャスティン・フィールズは親指の負傷により、シーズン第7週に先発を務められないかもしれない。

現地16日(月)、ベアーズのヘッドコーチ(HC)マット・エバーフラスはフィールズをラスベガス・レイダース戦に向けてダウトフルとしていると報道陣に明かした。

フィールズのステータスは親指を痛めた状態でどれだけボールを握れるかによって決まると説明したエバーフラスHCは、ベアーズは週末までにフィールズの状態をよりよく把握していることを期待していると語った。今のところは復帰のめどが立っていないものの、フィールズがプレーできる望みは残っているとエバーフラスHCはつけ加えている。

エバーフラスHCはフィールズがレイダース戦に出場する可能性について「いや、それはまだ除外されたわけではない。今もダウトフルだ」と述べ、「すでに言ったように、今週はダウトフルのようだ。だが、週末に確認してみるつもり。彼の回復が早いのは知っている」と続けている。

フィールズはシーズン第6週に敗れたミネソタ・バイキングス戦の第3クオーター序盤に、ラインバッカー(LB)ダニエル・ハンターにサックされた際に親指を脱臼したことで途中退場した。エバーフラスHCによると、X線検査では異常が見られず、フィールズは月曜日にMRI検査を受けたという。また、現在は負傷した指の腫れに対処しているとのこと。

最終的に19対13で敗れた試合の残りでは、新人バックアップQBタイソン・ベージェントがフィールズの代わりを務め、パス14回中10回を成功させて83ヤード、インターセプト1回を記録した。

フィールズが出場できない場合は、ベージェントが先発するとエバーフラスHCは明かしている。

フィールズはシーズン第4週と第5週に合わせて617ヤード、タッチダウン8回に対してインターセプトわずか1回と、良い調子でバイキングス戦に臨んでいた。一方で、バイキングス戦ではパス10回中6回を成功させて58ヤード、インターセプト1回という数字を残した後に途中離脱している。ベアーズは今週末にフィールズが巻き返しを図ることを期待しているはずだ。

【RA】